現在開催中の2020-21年秋冬シーズンのパリファッションウィークで、「ディオール(DIOR)」や「クロエ(Chloé)」「ケンゾー(KENZO)」「マリーン セル(MARINE SERRE)」など多くのブランドが、マイボトルを携帯できるアイテムを発表している。

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 ディオールからは、人気のバッグ「ブック トート」を彷彿とさせるオブリーク柄のボトルケースが登場。

クロエは協業アーティストのアートワークを施したボトルケースを、「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」はボトルを収められるハンドル付きの筒型バッグをそれぞれ発表した。クリエイティブディレクターにフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)を迎えて初のコレクションを披露したケンゾーは、ボトルケースのほか、スマートフォンなどの小物が収められるケースがストラップで繋がったバッグを発表。さらに、ショーの来場者へのギフトとしてロゴ入りのステンレスボトルが配られた。

 デジタルデバイスの普及により、近年ではラグジュアリーブランドが提案するアクセサリーとして、スマートフォンケースやワイヤレスイヤホンケースなどのラインナップが増えている。世界的に環境問題への意識が高まっている中、マイボトルをファッショナブルに携帯できるアイテムは、次の定番アイテムになりそうだ。

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