資生堂が、美容機器の製造販売を行うヤーマンと合弁会社エフェクティムを設立すると発表した。資本金は4億9000万円で、出資比率は資生堂が65%、ヤーマンが35%。

代表取締役社長には資生堂 執行役員経営革新本部長の梅津利信氏が就任し、10月1日の設立を予定している。

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 合弁会社では中国を注力市場とし、アンチエイジングや美容機器に関心を持つ顧客をターゲットにビジネスを展開。ヤーマンの美容機器技術と資生堂の皮膚科学技術を組み合わせたメイドインジャパンを強みとする日本発のブランドと商品を2021年から販売する。

 資生堂は、中長期戦略(2014年~2020年)で「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指しており、他社の知見を活かした革新的なビジネスモデルを構築することを重点戦略の一つにしている。ヤーマンとの合弁会社はその一環で、資生堂が化粧品ビジネスで培ってきた強みと、ヤーマンが美容機器ビジネスの知見と技術で中国の顧客からの高い認知度を組み合わせることで新たな美の価値を提供するという。

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