日経平均;38146.98;+120.81
TOPIX;2688.84;+6.03
[寄り付き概況]
22日の日経平均は120.81円高の38146.98円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は上昇。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米エヌビディア決算発表を受けた同社株が底堅く推移したことや、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均の1.06%上昇に対しナスダック総合指数の上げが0.03%と小幅にとどまったことが東京市場でハイテク株などの買い手控え要因となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。
セクター別では、石油石炭製品、非鉄金属、サービス業、輸送用機器、機械などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、空運業、その他製品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。