日経平均;38907.76;-158.77
TOPIX;2744.12;-8.08
[寄り付き概況]
7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなり、東京市場の手掛かり材料となりにくい中、外為市場で1ドル=151円20銭台と円高・ドル安方向への動きが進んでいることが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、米国で今晩、1月の米雇用統計が発表されることに加え、日本時間明日未明には日米首脳会談が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.7%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.2%増だった。
セクター別では、精密機器、輸送用機器、その他製品、不動産業、卸売業などが値下がり率上位、空運業、石油石炭製品、鉄鋼、銀行業、金属製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コニカミノルタ<4902>、JFE<5411>、NTTデータ<9613>、HOYA<7741>、フジHD<4676>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、キヤノン<7751>、東エレク<8035>、川崎重<7012>、トヨタ<7203>、サンリオ<8136>などが下落。