財務省は200億ドル規模の20年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは2.21%と入札直後の2.225%を下回りテイルはマイナス1.5bps。
過去6回の平均はプラス1.2bps。応札倍率は2.48倍と、過去6回入札平均の2.39倍を上回り需要は強かった。

外国中銀を含む間接入札者の落札比率は66.2%で、過去6回入札平均の62.8%を上回った。20年入札が2020年に再開されて以降、2番目に高水準。

良好な入札結果を受けて米国債相場は続伸。10年債利回りは1.87%から1.82%まで低下した。
ドルも軟調推移を維持し、ドル・円は114円25-30銭で安値圏でもみ合い。ユーロ・ドルは1.1345-50ドルへじり高推移した。