財務省は230億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.189%と2011年来で最高となった。
テイルはプラス1.4ベーシスポインツ(bps)。

応札倍率は2.42倍と、過去6回入札平均の2.35倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は67.8%と、前回入札の69%を下回った。

フィッチの米国債格下げ後注目となっていた30年債入札では低調な結果を受けて米国債売りが加速。10年債利回りは4.09%まで上昇した。ドル・円は143円30銭まで下落後、144円71銭まで上昇し7月5日来の高値を更新した。