フルサト・マルカホールディングス<7128>は1日、若手研究者研究費助成制度「大学発アーバンイノベーション神戸」採択研究の選定を発表した。

同社では、企業版ふるさと納税を財源とする企業テーマ提案型「大学発アーバンイノベーション神戸」に対して1,000万円の寄附を行い、研究課題テーマとして「少子高齢化による労働力人口層の減少を要因とした労働生産性低下の抑制につながる研究」を設定し、研究を募集していた。
今回、申請のあった6件の中から選定委員会(学識経験者、神戸市、同社)の審査により2件の採択研究が選定された。
今後は、各研究者による研究活動を、同社も神戸市と共に伴走支援し、それぞれの研究活動の具体的な成果創出に向けて取り組んでいく。

採択された研究は、西田 勇(神戸大学 工学研究科 准教授)の医療機器開発促進に向けたカスタマイズ部品加工の自動化システムと、小澤 正宜 神戸市立工業高等専門学校機械工学科准教授の双腕を有するROVによる壁面把持作業。