神戸物産<3038>は22日、同社グループの宮城製粉の新工場が竣工したことを発表。4月より試運転を行い、順次商品の出荷を開始する見通しとなっている。


今回、新工場を建設することにより、宮城製粉の工場床面積は延べ約19,590平方メートルと以前の約1.9倍の規模になり、生産能力は従来比約2.5倍となる。これにより同社が保有する国内グループ工場の中でもトップクラスの生産量となる。

同社は2026年度までの中期経営計画を掲げ、中期経営計画期間内にPB比率を37%、長期的には40%まで高めていくことを目標としている。引き続き国内グループ工場の製造能力増強に向けて積極的に取り組み、生産効率のさらなる向上を図るとともに、同社の強みであるプライベート商品の拡充を目指していく。