ミロク情報サービス<9928>は14日、今期の全従業員の給与水準の引き上げ(基本給のベースアップ)を実施すると発表。これにより3期連続の引き上げとなる。

同社は、企業理念の一つに「豊かな生活の実現」を掲げると共に、2024年5月に策定した「サステナビリティ2030」ならびに「中期経営計画Vision2028」の基本戦略においても人材力強化を掲げ、人材への積極投資を実施している。その一環として、今期においても定期昇給とは別に給与水準のベースアップを決定。
このベースアップは、将来にわたって優秀かつ多様な人材を確保し、人材力を強化することと、物価高を上回る所得増への社会的要請に応えるため、非正規従業員を含む全従業員を対象とする取り組みとなるという。
同社では給与を含む人的投資強化施策において、人的資本経営に関する方針に基づく「多様なプロフェッショナル人材が活躍する働きがいのある職場づくり」を推進している。人材の確保と育成、成長機会の創出ならびにダイバーシティと働き方改革の推進を掲げ、研修制度等の充実や特に女性の活躍を促進することによる女性管理職比率や女性採用比率、および男性育休取得の数値目標化、エンゲージメント・サーベイによる現状把握と分析に基づく継続的な改善実行等を進めている。
今後も会社業績に応じて、継続的に従業員の報酬水準を上げる取り組みを行っていく考え。
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