エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比9.2%増の73.45億円、セグメント利益は同8.1%増の31.51億円となった。電力の自家消費を提案する事業用太陽光発電システムや蓄電池、事業者のコスト削減のための各種商材を販売し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。
スマートハウスプロジェクト事業の売上高は同14.5%減の31.95億円、セグメント利益は同44.1%減の3.50億円となった。再生可能エネルギーによる自家消費、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加、住宅のエネルギーレジリエンス強化へのニーズにより蓄電池への需要があることから、蓄電池の販売を積極的に推進した。
小売電気事業の売上高は同7.8%増の143.18億円、セグメント利益は同30.1%増の21.54億円となった。電力販売量の増加、電力市場価格上昇の影響による販売単価の上昇、相対電源の確保等のリスクヘッジ施策による調達価格の抑制等により、売上高・利益ともに増加した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.7%増の340.00億円、営業利益が同24.6%増の65.00億円、経常利益が同24.7%増の65.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.0%増の43.20億円とする期初計画を据え置いている。