超硬製工具類の売上高は30.48億円(前年同期比13.1%減)となった。昨年度好調であった海外向け溝付きロールの顧客での在庫調整による大幅な売上減少があった。
超硬製金型類の売上高は31.36億円(前年同期比8.8%増)となった。製缶金型や車載電池向け金型の販売が好調に推移した。
その他の超硬製品の売上高は32.02億円(前年同期比7.1%増)となった。半導体製造装置向け及び超硬素材の販売が好調に推移した。
超硬以外の製品の売上高は29.41億円(前年同期比0.0%増)となった。引き続き混錬工具の販売が低調に推移したものの、これを補う形で一部の鋼製自動車部品用工具・金型の売上が堅調に推移した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.9%増の170.00億円、営業利益が同16.0%減の6.80億円、経常利益が同3.6%減の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%減の5.90億円とする11月14日は発表の修正計画を据え置いている。