過度な景気懸念の後退が相場を支える流れ。
業種別では、医薬の上げが目立つ。
ハイテク株もしっかり。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が6.6%、光ファイバー・ケーブルメーカーの江蘇亨通光電(600487/SH)が1.9%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が1.1%ずつ上昇した。
ゼネコンや電力設備、エンジニアリングなどインフラ投資関連株も物色される。中国交通建設(601800/SH)が2.9%高、中国鉄建(601186/SH)が1.6%高、中国電力建設(601669/SH)が3.6%高、特変電工(600089/SH)が1.6%高、中国冶金科工(601618/SH)が1.4%高で取引を終えた。エネルギー株、素材株、メディア・娯楽株、食品・酒造株なども買われている。
半面、銀行・保険株はさえない。中国建設銀行(601939/SH)が1.9%、中国農業銀行(601288/SH)と中国人民保険集団(601319/SH)がそろって1.7%、中国人寿保険(601628/SH)が0.9%下落した。公益株、運輸株、自動車株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.50ポイント(0.64%)高の236.78ポイント、深センB株指数が4.04ポイント(0.36%)高の1116.90ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)