エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストに2023年追加カラー登場【シマノ】

2022年12月23日(金)07:03

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストに2023年追加カラー登場【シマノ】

水面直下10cmを、じっくりとトレース可能なルアーを目指して作られたのが、シマノのエクスセンスクー70F/100Fジェットブーストです。

シーバスが強く意識するこのレンジを、沈んでしまうシンペンではスローに泳がせることができません。

誘いにじっくりと時間をかけられる、このフローティングペンシルベイトのスペックを、分かりやすく深掘りしてみましょう。

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストとは

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストとは、シマノから発売中のシーバスゲーム用フローティングペンシルのことです。

決してシンペンではないところに、このルアーの本質があるのではないでしょうか。

設定サイズは4種類ですが、2023年に追加カラーバリエーションが用意されているのは、70Fと100Fの2種類のみ。

70Fは、全長70mmととてもコンパクトな設計になっていて、ウエイトは7gしかありません。

飛距離は、平均して40mを稼ぎ、フックは10番サイズのトレブルフックが、お腹と最後尾に1つずつ付いています。

ここまでボリュームが抑えられていると、小型のベイトフィッシュを偏食しているシーバスに、強い効果があるのは明らかでしょう。

イナッコやイワシなどの群れを見つけたら、ぜひこの70Fをラインに結んでアプローチしてみましょう。

100Fは、全長100mmと一気に長さが伸びていて、ウエイトは10gにアップ。

その分飛距離は53mに伸びていて、フックは6番サイズのトレブルフックが2つぶら下がっています。

長さとウエイトがアップしていることで、シンプルに飛距離が伸びてくれますから、ロングキャストで広範囲を丁寧に探りたいときに重宝するでしょう。

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストを使う上で最大のメリットとなるのは、止めても沈まないということ。

フローティング仕様なので、リトリーブを止めたら水面に浮かび上がって静止します。

常にシーバスの目線の上に存在し続けることになりますから、リスタートを始めた瞬間に襲い掛かられることも。

沈んでしまうことを気にしながら使わなければならないシンペンとは、一線を画す使い勝手の良さを発揮してくれます。

しかも水面直下10cmのレンジを、シンペンよりもスローに探れるのですから、シーバスがバイトしてくる確率はかなり高いものになるはずです。

イナッコやイワシ・バチなどが、水面直下レンジで漂うことが多く、シーバスがそれらとエクスセンスクー70F/100Fジェットブーストを重ねることがあれば、釣れるのは必然ともいえるでしょう。

シマノオリジナルのジェットブーストやスケールブーストが搭載されていますから、飛距離アップや複合フラッシングによる誘い効果も期待できます。

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストに2023...の画像はこちら >>

出典：シマノ

エクスセンスクー70F/100Fジェットブースト

実際にエクスセンスクー70F/100Fジェットブーストを、フィールドで使ってみました。

MLパワーブランクスのスピニングロッドに、3000番クラスのスピニングリールを装着。

ラインは、0.6号のPEラインを巻いてアプローチすると、最軽量の70Fでもかなり飛距離を伸ばせました。

河口域に広がる干潟エリアに、満潮から引き始めのタイミングで釣り座を構えます。

狙うのは、少しだけ周囲より深くなっているミオ筋。

藻や竹杭などが残っているシチュエーションなら、そこに付いているイナッコなどがいるはず。

そういうカバーを、ひとつずつ丁寧に撃っていきながらリトリーブの起点にして、スローなただ巻きを繰り返します。

独特なロールアクションを発生させるエクスセンスクー70F/100Fジェットブースト、後ろをチヌやキビレが追従してくるのが見えます。

バイトしてくる個体もありましたから、引き波＋大きめ波紋効果でかなり目立ちます。

その都度そばまでシーバスが寄って来て、絶妙な距離感でルアーとの間合いを維持。

食わせるには、カラーチェンジやサイズチェンジが有効で、静止しているシーバスから距離を開けてルアーを着水させることを心がけましょう。

合計3種類のカラーバリエーションが追加ラインナップ！

エクスセンスクー70F/100Fジェットブーストには、2023年に新しいカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●018 チャートイカＧカラー

●019 マットピンクカラー

●020 マットチャートオレカラー

遠くからでも視認性が高く、シーバスからも見やすい配色が選ばれています。

ただし派手な膨張色なので、反応が鈍くなってきたな！と感じたら、カラーローテーションを敢行するようにしましょう。