Specie Panthera leo family of felidae新型コロナウイルスの影響で公演が出来ず、経営不振に陥ったドイツのあるサーカス団が所属動物の「排泄物」を売ることで資金調達をしているというニュースが話題になっています。


■ここにもコロナの影響が…

この奇想天外な商売を始めたのは、ドイツで活動するサーカス団「サーカス・クローネ」。

代表者は新型コロナウイルスで客足が遠のいてしまい、26頭のライオンやトラがショーの仕事を失っていたと明かします。


舞台や映画、そしてこうしたサーカスはどうしても避けられがちなので無理もありません…。


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■そうだ、ウンチを売ろう

そこで、調教師のマーティンさんは「ライオンやトラの排泄物を売ってはどうか」と提案。

大型動物の排泄物はネコ除けになる他、作物の害虫駆除、そして度々問題となっている野生動物が電線をかじる問題の解決にもなるということから瓶詰のウンチを1つ5ユーロ(約600円)での販売が決定しました。

■品切れの心配は「無し」

意外(?)にも売れ行きは上々で、現在2000個がソールドアウトとなっているとのこと。発案者であるマーティンさんは「ユーモアを届けられて嬉しい」とコメントしました。

また、26頭のライオンやトラたちは毎日排泄物を出すことが可能であることから、品切れの恐れは今のところ無いという事実も明かされています。

これらの収入はサーカス団の活動資金となる他、売り上げの一部は動物の飼育環境改善を推進する慈善団体に寄付される予定だそうです。



■排泄物は必要とされていた

この報道を受け、世界中のSNSからは「ライオンのウンコって金になるのか」「そんな効力があるとは知らなかった!」といった反響が続出。

「ユニークなアイデアでなんとか生き延びて欲しい」「電線がかじられなくなるならちょっと欲しい」など様々な声が届いています。

安全にサーカスが鑑賞出来るようになるまでは、なんとかこの商売で踏ん張って欲しいところです。

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(文/fumumu編集部・AKO