著名人がジェンダーレスを意識しているのをみると、自分も取り入れてみたいと思うことがあるかもしれません。
(1)頭は隠す
「頭の形やサイズ感って、結構男性や女性がわかりやすいと思うんです。トランスジェンダーなので、女性っぽい頭の形にモヤモヤしていて…できるだけ隠そうとしてしまうんですよね。だから、頭を隠した方が性的特徴は消せるかなと思います。緩めの帽子とか、パーカーを着てフードを被っちゃうとかがやりやすいと思います」(20代・男性を自認)
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(2)骨格がわかりにくい服
「女性だとバストがあるとか、くびれがあるとか、骨盤周りがくっきりしているとか、人によってはお尻が大きいとか…。どうしても、男性と違う部分があります。男性も、女性のこういう曲線美的なラインは出そうと思って出せないものですよね。筋肉質な人は女性的でない筋肉のつき方をするので、やはり男らしさが出てしまうと思います。
だから、ジェンダーレスを目指すなら骨格がわかりにくい服を選ぶことが大事になります。緩めの服を着るとか、ボディラインに沿ったものではないアウターを選ぶとか、気になるなら胸が小さく見える下着やさらしを巻くとか工夫がいろいろできますよ」(20代・女性)
(3)男女両方が身につけている物
「どんなファッションを選べばいいかわからなくて困ったら、男女両方がよく身につけているものは何か考えてみるといいと思います。例えばキャップやパーカー、時計なんかがそうですよね。色は白黒とかが入れやすい色です。こういうものを選べばジェンダーレスっぽくなりますが、元が女性だとどうしても女性っぽさを感じさせてしまうことがあるので、あえてちょっとゴツめな時計をつけてみるとか、女性もつけるけれど男性らしいと感じるアイテムを取り入れるとバランスが取れることがあります」(20代・女性)
うまく男性らしさ、女性らしさを感じさせないコーディネートができるといいですね。自分に合うファッションを探してみてはいかがでしょうか。
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(文/fumumu編集部・Amy)