2020年に旧ジャニーズ事務所を退所した山下智久(39)主演の連ドラ「ブルーモーメント」(フジテレビ系=水曜夜10時)が24日にスタート。初回の平均視聴率は世帯8.6%、個人4.8%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、まずまず好発進だった。


 ドラマの公式サイトによると、山下の民放ドラマの主演は5年ぶり、フジドラマの出演は「コード・ブルー」以来、7年ぶりで、山下が演じる《気象学の天才が、自然災害から人々の命を守る!》というコミック原作の“新しいヒーロードラマ”だ。


「『コード・ブルー』の劇場版は興行収入90億円超えの大ヒット。“ブルー”と言う言葉が被っているあたり、いかにフジが今回の山下さんのドラマをヒットさせたいか、祈りみたいなものが伝わってきますよね」(テレビ誌ライター)


 フジ水10枠の前作「婚活1000本ノック」の最高世帯視聴率が初回の3.6%だったことを考えれば、さすが“山P”といったところか。


「25日に始まる木村拓哉さん主演『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日)の初回がどんな数字を取るのか。業界の注目が集まっています。天海祐希さんをはじめ、竹内涼真さん、山本舞香さんら主役級の豪華キャストを揃えて2ケタを超えられないどころか、『ブルーモーメント』の8.6%以下なんてことになったら……“辞めジャニ”の山下さんの勝利、世代交代を強く印象づけてしまいかねません。

もちろんキムタクの今後に大きく影響するでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)


 8.6%超えが最低条件になりそうな「Believe」は25日夜9時に幕を開ける。