元プロボクシングバンタム級世界王者の薬師寺保栄(56)が妻に無断で愛人と養子縁組していたと発売中の「週刊女性」が報じている。
妻のA子さんが養子縁組に気づいたのは今年の1月。
お相手はレースクイーンの長谷川史歩理(27)。薬師寺とは18年頃、薬師寺がMCをつとめるローカル番組にゲスト出演し、アシスタントに昇格、次第に2人の関係は周囲にも知られるようになったという。耐えかねたA子さんが23年に不貞を訴えると、長谷川はアッサリ不倫を認め、和解金150万円を支払っている。
その後、A子さんは6歳と3歳の子供を連れて家を出て、離婚に向けて話を進めていたものの、薬師寺からは月額3万円の婚姻費用すら滞り、知らぬ間に愛人との養子縁組が申請されていたという。
公正証書原本不実記載で刑事罰に
古くは、岡本太郎、高倉健などの有名人が最期を看取った愛人を養女にして遺産を残したという話もあるが、薬師寺の場合は婚姻費用が妻子3人で月額3万円と算定されるほど。決して懐事情はいいとは言えない。
弁護士の田中喜代重氏がこう言う。
「養子縁組は相続時の財産分与にも影響するので、妻の同意が必要。同意書を偽造したとなれば、公用文書偽造だけでなく、公正証書原本不実記載で刑事罰にあたります」
A子さんは日刊ゲンダイの取材に対し「とても人当たりがいいのですが、どうしても勝たなきゃいけない試合があると、お酒を飲まないといられないほど、気の小さいところもありました」と振り返る。
薬師寺のアルコール依存のほかDVにも悩まされ続け、あげ句の果てが今回の件である。
愛人は挑発SNSを投稿
3月31日、記事がネットで報じられると、同日夜に薬師寺の愛人・長谷川はA子さんを挑発するかのようなSNSを投稿(写真)。自身の美脚の先に薬師寺の姿が写った写真と共に、「恋人でお父さんみたいな夫婦で、戦友である最強のパートナーよ」と書き込んだ。
「戸籍は無効になったとしても、離婚して新戸籍を作らない限り、養女の記録は線を引かれて残ります。一般的に慰謝料を払った段階で、『二度と接触しない』など和解条項が追記されます。2度も妻の権利を侵害することになりますし、SNSの投稿も妻の精神的ダメージに加味されるでしょう。もしも今回愛人を訴えるならば慰謝料は前回以上に上乗せされるでしょう。」(前出の田中氏)
書類を偽造して養女にするくらいなら、サッサと離婚してリセットしたほうが余計な手間と出費がないような気がするが……。当事者の薬師寺はどう思っているのか、所属事務所に質問状を送ったが期日までに返事はなかった。
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