春ドラマの先陣を切って、早々と4月1日にスタートした多部未華子(36)主演のTBS系火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」。初回の平均世帯視聴率は6.5%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、前期の「まどか26歳、研修医やってます!」の初回5.9%を上回ってきた。
レビューサービスFilmarksでの評価も5点満点で3.7(3日現在)とまずまずで、《かなりリアル! 思っていたより面白かった》《いいドラマの予感》《多部ちゃん好きとしては見ないわけにはいかない》などなど好意的なコメントが目立つ。
「多部さんにとってTBS系火曜ドラマ枠の主演は、大ヒット作『私の家政夫ナギサさん』以来5年ぶり。まずまずの好発進で、人気健在を印象付けましたね。2019年に写真家の熊田貴樹さんと結婚し、21年に第1子を出産。多部さんはとにかく仕事より何よりお子さんが欲しかったんだとか。24年には家族3人で仲良く夏祭りに出かける姿を女性週刊誌にキャッチされていて、私生活は順調そのもの。《ママになってさらに輝きが増した》ともっぱらです」(スポーツ紙芸能担当デスク)
「ソロ活女子」ファンも呼び込める
その多部ちゃん、「わたナギ」では働くアラサー女性役だったが、「対岸の家事」では専業主婦役。
「実際の多部さんはワーママ(働くママ)ですけど、役柄と実年齢、私生活がリンクしていて“等身大”に感じられるところも、老若男女に幅広く支持される理由でしょうね。『対岸の家事』は《共感できる》《分かる》という声が多く、今のところ離脱者は少なそうです。TVerのお気に入り登録数はまだ約44万と数字的には物足りないですが、50~60%増ぐらいの勢いで伸びてきていて、今の急伸率なら最終回までに100万超えも狙えるでしょう」(テレビ誌ライター)
そんな「対岸の家事」をお気に入り登録数で圧倒している春ドラマが、これまたスタートしたばかり、江口のりこ(44)主演のテレビ東京水ドラ25「ソロ活女子のススメ5」。すでに50万超えだ。その江口だが、今期は「対岸の家事」にも、NHK朝ドラ「あんぱん」にも出演していて、一部メディアに“複数人説”が報じられるほどの活躍ぶりだ。
「多部さんとは支持層が異なりますが、同世代の働く女性の支持率でいえば、江口さんは多部さんより上でしょう。『ソロ活女子』のコアなファンも、『あんぱん』の視聴者も、江口さん見たさで『対岸の家事』に呼び込める可能性がある。江口さん人気は確実に追い風になっていくでしょうね」(前出のテレビ誌ライター)
まだ始まったばかりだが、5年ぶりの多部ちゃん、「わたナギ」超えの期待も高まりつつある。
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