“トランプ関税”をきっかけに始まった株安ショック。日経平均も乱高下の大きな影響を受けているが、ここに来て著名人からの“損失報告”が相次いでいる。


 東京五輪の卓球混合ダブルス金メダリストでタレントの水谷隼(35)は4月7日、公式ツイッターにFX(外国為替証拠金取引)の円ドル相場表を添付しつつ、《瞬殺…》とだけ投稿。相場表には水谷がわずか1分の間に37万8000円の損失を受けたことが分かる表記が。説明はこれだけだが、この日は円ドル相場が激しく動いており、トランプショックで多大な損失を出してしまったようだ。


 水谷の投稿には、《挑戦する心に感銘です 勝ち負けは別ですね》といった励まし(?)の言葉が寄せられるなど、投資界隈から大きな注目を浴びた模様。水谷はこれよりひとつ前の投稿で《一瞬で溶けた》と明かしながら、株式投資でも損失を出してしまったと報告しており、トランプショックで受けたダメージは相当なもののようだ。


 それと同じ日、タレントの渡辺正行(69)はフジテレビ系のニュース番組「サン!シャイン」に出演した際に、狼狽した様子を見せた。アメリカの関税引き上げについての特集の最中、「NYダウがすごいです。どうしてくれる!」と絶叫。番組MCの谷原章介(52)から「大きく損したんですか?」と聞かれると、「まだ確定してないから。まだ損してないです」と、含み損に耐えつつ損切りはしないとの考えを示した。


 タレントのJOY(39)は10日にXで《投資してるみんな、この下げの中どう対応してる?》」とファンに質問。同日の日経平均の終値は前日より2894円97銭高い3万4609円で、9日の1298円55銭安の大暴落から大きく巻き返したが、それでも、《今日は日経爆上がりで保有の含み損も少ーーーしだけ解消》《とはいえまだ笑顔になるには程遠い状況》と、いまだ大幅な損失を抱えていることを報告したのだった。


「これら著名人による“損失報告”ですが、話のネタとしては非常に面白いうえ、今後、さらなる大暴落が続いた場合は『大損芸』として定着するする可能性があるでしょう。霜降り明星の粗品さんの競馬による大損芸に通じるものがあります。粗品さんはどうか知りませんけど、まあ、借金してまで投資している人はいないでしょうし」(スポーツ紙芸能デスク)


 まだネタにできる余裕があるわけで、粗品(32)のお“株”が奪われなければいいが……。


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 株安ショックは「株グラドル」も直撃している。関連記事【もっと読む】日経平均大暴落で2大「株グラドル」杉原杏璃&小倉優子の将来危うし!40代でキャラ変のリスクと選択肢…では、株取引で知られる杉原杏璃と小倉優子の「キャラ変」の可能性について分析している。


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