《令和の金八先生》なんてレビューもある。4月12日にスタートした、主演の広瀬アリス(30=写真)が高校教師に扮する日本テレビ土曜ドラマ「なんで私が神説教」の話だ。


 初回の世帯視聴率は6.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)とまずまずで、映画やドラマのレビューサイト「Filmarks」での評価も5点満点で3.5(17日現在)と、こちらもまずまず。視聴者の反応は《最後にズバッと叱ってくれたのはスッキリした》《生徒にガッツリ説教をするところはスッキリしました》などとおおむね好感触で、《令和の金八先生》《もっと話題になっていいのに》なんて推しのレビューが目立つ。


「礼儀知らずで小ざかしい今どきの若者に、大人はもうウンザリしているわけです。とはいえ、現実にはコンプラだパワハラだとうるさいから、我慢してスルーしている。教師もしかりです。なので、世の中をなめ切った若者がビシビシ叱られている姿を見て大人がストレスを発散するスッキリ系のドラマは、今後しばらく人気になるでしょうね。『神説教』の設定は、ちょっと前期のTBS日曜劇場『御上先生』と似たところもありますが、比較するのは酷ですよ」(テレビ誌ライター)


 肝心のストーリーはといえば、《麗美静(うるみ・しずか=広瀬)は私立名新学園 2年10組の担任で国語教師。人と深く接することが苦手で、自分の考えや思ったことも表にほぼ出さない。物静かに見えるが、かなりの負けず嫌いな性格で、心の中ではいつも言葉で溢れている。あることがきっかけで会社を辞め無職生活を送っていたが、母からの勧めで嫌々ながらこの春から高校教師に。なるべく生徒に深入りしないようにしているが、生徒に反論されるとつい負けず嫌いの自分が出てしまい…》(番組公式サイトから)。初回はそんなお話だった。


■3年前には多忙で休養の過去


 テレビの無料動画配信サービス「TVer」のお気に入り登録数は46.9万(17日現在)で、こちらもまずまず。伸び率は高そうで、今後に期待したいところだが、在京キー局ディレクターは「気がかりな点がひとつだけ」と、こう続ける。


「今のアリスさんを見ていると3年前を思い出してしまうんです。2022年4月から体調不良でしばらく休養したじゃないですか。アリスさんってパッと見、明るい元気キャラですが、実際には漫画大好きのインドア派で内にこもりがち、ストレスを溜め込みやすいタイプと聞いたことがあります。休養した当時は多忙すぎたからともっぱらでしたし、ある程度セーブはしているのでしょうが、昨年は主演ドラマ2本に準主役が1本、CMも8社でしょ。『神説教』を見ていると何となく3年前と似たような雰囲気というか、《痩せてきた?》なんていう同業者が意外と多いんですよね」


 忙しいのは人気女優の宿命とはいえ、取り越し苦労に終わればいいが……。


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 姉・広瀬アリスは昨年、大倉忠義(39)と、妹・すず(26)は最近、山崎賢人(30)と破局報道が……ウラを読みたいというマニアは、下にある■関連記事【もっと読む】【まだまだ読む】をどうぞ!


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