向井理(43)主演の映画「パリピ孔明 THE MOVIE」が25日から公開される。


 向井は映画の宣伝のためにテレビのバラエティー番組に出演するなど東奔西走しているが、「ツイていないと言えばツイていない」とスポーツ紙芸能デスクがこう続ける。


「原作は同名のコミックで、一昨年に放送されたフジテレビの連ドラの劇場版ですが、ドラマ自体もフジテレビ問題が騒がれる前の放送で全話平均4%台とパッとせず。今もフジの逆風は続いていますし、条件的には厳しいかもしれません」


 それでなくても向井は所属事務所から独立し、4月1日に個人事務所を立ち上げたばかり。2014年に結婚した妻の国仲涼子(45)も先月末に事務所を退所したばかりだ。


 15年と18年に生まれた2人の子供を抱えるパパでもある。


「ここらで一発、映画を当てて弾みをつけたいところでしょう。フジ逆風はマイナス材料ですが、連ドラの視聴率が映画の興収に直結する時代でもありません。同じフジの『ミステリと言う勿れ』のように、コミック原作の劇場版は連ドラとは別に、原作ファンなどのレビューが追い風になり、まったくテレビを見ない若者が興収を押し上げるケースもあります」(映画業界関係者)


 向井が若い層の好感度が高いということも追い風になりそうだ。


「向井さんはノースキャンダル、料理男子で、国仲さんとの夫婦仲も良好ともっぱら。キムタクのように良き夫、パパのイメージは、芸能人の醜聞が続く今どきは、女性の支持を得る最大の武器になります」(広告代理店関係者)


 ヒットするか。


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 テレビ局が芸能人の足を引っ張てしまっては元も子もないが、この人選では再建はおぼつかない。関連記事【もっと読む】“路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判…では、フジテレビの再スタートへの準備のお粗末ぶりについて伝えている。


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