読売テレビは21日、32年続いた長寿番組「ダウンタウンDX」を6月26日の放送をもって終了することを発表した。同番組は、松本人志(61)は女性トラブルで活動休止中で、昨年2月1日放送分からひとりでMCをしていた浜田雅功(61)も今年3月に休養を発表したことで、4月以降は後輩芸人の「千鳥」や「かまいたち」らが代役を務めていた。
これで「ダウンタウン」の冠番組は、日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」とTBS系「水曜日のダウンタウン」の2本のみ。芸能界の大御所コンビによって引き上げられてきたタレントらにとっても、今後の活動を左右されそうだ。
ダウンタウンの懇意の芸人でも、今田耕司(59)、東野幸治(57)、木村祐一(62)、千原ジュニア(51)、宮川大輔(52)など個人でMCやレギュラー番組を持つタレントはともかく、不祥事から復帰したばかりの芸人や“ガヤ芸人”と呼ばれるひな壇などで、もっぱら番組の盛り上げ役タイプの芸人は厳しい局面を迎えるとみられる。
■“松本軍団”はどうなるのか
「23年に交通事故を起こし活動自粛していたFUJIWARA・藤本敏史(54)も地上波では『ダウンタウンDX』を謝罪の場としていた。他の芸人やスタッフに対して力をもっていた『ダウンタウン』が、失態を笑いで昇華することで復活したり、実力以上の活躍ができた芸人は少なくありません。大御所と呼ばれる力を持つ芸人の番組でひな壇枠が消えれば路頭に迷うタレントは多いでしょう。次世代を担う『千鳥』や『かまいたち』などの40代コンビの番組はひな壇をいじるスタンスではないし、今後はコンプライアンスが重視されるご時世もありひな壇で暴れまわったり、“不祥事をいじる”といった芸風は消えていくとみられます」(芸能ライター)
藤本は20日、後輩でお笑いコンビ「麒麟」の川島明(46)のラジオ番組に40分遅刻。「宇宙人が襲ってきて……」と冗談でごまかそうとしたが、笑いに変えられず炎上中。その後は「日付を勘違いしていた」と謝罪した。藤本は約1カ月前にも「千原ジュニアYouTube」の動画出演時にもNSC同期である千原を激怒させて、視聴者からも《ただただ不快》と厳しく指摘されている。
「24年に地上波復帰したタイミングでは、松本は芸能界を休業中でしたし、藤本をフォローしてくれる大物はいない状況。今MC業をしてる40代を中心とした芸人は常識人タイプが多いですからね。
“松本軍団”には、陣内智則(51)、フットボールアワー後藤輝基(50)、TKO木下隆行(53)、インパルス堤下敦(47)、次長課長河本準一(50)、バイきんぐ・小峠英二(48)などの名前が挙がるが何とも言い難い……。
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