とろサーモンの久保田かずのぶ(45)が22日、自身のSNSで2カ月半ぶりにテレビ出演に復帰したことを報告した。「失った時間や仕事は計り知れないです。

全国各地出演依頼お待ちしてます。この期間に出版した話題本のPRも兼ねて行かしてください」とコメント、フィリピンで10連泊したことも明かした。


 久保田は、吉本興業「オンラインカジノ問題」で、関与があった芸人と報じられ、テレビ出演が見送られていた。結果的に警察の事情聴取を受けたものの「シロ」だったのだが、テレビから消えていた。


「キャスティング担当は正直、疑心暗鬼になってます。中居正広の事件が松本人志がテレビから姿を消す前のことだったり、遡って驚くことばかり。コロナ禍以来、リスク回避を徹底していてもこれですからね。とにかく疑わしきタレントを起用して映像自体がお蔵入り、編集し直しだけは避けたい」(テレビ関係者)


 最近はテレビ番組は配信コンテンツとして視聴してもらうことで収益を上げている。「そのため、配信コンテンツとして商品にならない番組にしたくないというのもあります」(民放テレビ局員)



春風亭小朝も太鼓判、自叙伝の売れ行きは上々

 今回のオンラインカジノに関してはダイタクの吉本大(40)ら、今までいかがわしい話題に上らなかった芸人の名前がズラリ。競馬などギャンブル好きで知られる芸人とは別だったことも驚きだった。高比良くるま(30)は過去にオンカジ経験があったと明かしたが、久保田に関してはそれもない様子。まさにAC広告の「決めつけ刑事」案件といってもいいだろう。


 久保田といえば、上沼恵美子への暴言騒動、オール阪神巨の巨人の著書で書かれた「実際、とろサーモンが(M-1)王者になった2017年は僕は和牛が優勝だと思っています」という内容に「嫌いになりました」と発信。さらに、俳優の竹内涼真の妹でタレント・たけうちほのかとの熱愛を報じられると、その取材手法について、「ほぼ犯罪です。証拠動画あります」「警察に届け出も考えてます」とSNSでコメントするなど、好戦的な姿勢が度々話題に。


「先輩たちからの印象がイマイチで、誰も『アイツは違うで』とは言わなかったし、言えなかった。それだけにネット界隈で悪いデマが広がったところもありました」(業界関係者)。


 とはいえ、3月末に出版した自叙伝「慟哭の冠」(KADOKAWA)は重版3刷が決定。落語家の春風亭小朝(70)は自身のブログで同書を紹介し「でも躓くたびに応援してくれる仲間が増えていくところが彼の人徳」とコメントするほど評判も上々。


 風評被害からの再始動。もしかしたら、今一番AC広告が似合うタレントかもしれない。


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 とろサーモン久保田の名前を広めた上沼恵美子騒動。関連記事【もっと読む】“M─1舌禍騒動”当初は久保田&武智を支持する声も多かった…では、周囲の反応について伝えている。


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