まさに「バカは死んでも治らない」か。大阪市の「ラウンドワンスタジアム千日前店」で26日早朝5時頃に行われた“不衛生行為”をめぐる騒動が拡大中だ。
ラウンドワンジャパンは翌27日に「利用客による極めて悪質な迷惑行為(カラオケルーム内でグラスに不衛生な行為を行いその様子を動画でライブ配信する行為)が発生いたしました」と発表。グラスの破棄および室内の消毒と清掃を徹底したと明らかにした。
「室内で行われた生配信ですが、女性ライバーが店のグラスに放尿し、それを飲むという、見るに堪えない下劣なものでした。女性ライバーは自身のXで謝罪していますが、ラウンドワン側は『警察に相談を行っております。 配信者に対しては刑事、民事の両面から厳正に対処して参ります』と公表しています」(週刊誌記者)
自己顕示欲、承認欲求をここまでこじらせるのも珍しいが、その結果、店側に多大な迷惑をかけたのは事実。Xでは、今後、女性ライバーにどのような処分が下るかについての話で持ち切りだが、それと並行して、どういうわけか、2023年4月1日に最終回を迎えた「タモリ俱楽部」(テレビ朝日系)の人気コーナー「空耳アワー」の一作品が注目を集めるという妙な展開になっているらしい。前出の週刊誌記者が解説する。
「ザ・ビートルズの名曲のひとつ『抱きしめたい』で、《I Want To Hold Your Hand》という一節が《アホな放尿犯》に聞こえるという“空耳”作品があるんです。空耳のVTRでは、ロケーションこそ屋外の路上でしたが、今回の一件よろしく尿をまき散らす人物が描かれていた。それを思い出したようで、Xには《アホな放尿犯を現実でやるな》といった声が続々と上がっています」
VTRで見ると、確かに《アホな放尿犯》に聞こえなくもないが、「空耳アワー」に詳しい洋楽ライターはこう言う。
「およそ実現するとは思えないシチュエーションが、今回は実現してしまったというのが、注目要素として大きいですね。放送当時は《放尿犯などという単語はない》といった批判も出ましたが、タモリさんは大爆笑で、確か最高評価の“ジャンパー作品”に選ばれたはず。
作品に現実が追いついたとでも言うべき状況に“荒ぶって”しまった空耳ファンは多かったようだ。
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