女優の佐々木希(37)のYouTubeチャンネル「佐々木 希 (仮)」が開始1年を待たずに「閑古鳥」だ。5月18日に公開された最新動画の再生回数が、12日後となる30日時点でも2.7万回に留まっている。


 佐々木が第1弾動画を公開したのは2024年7月8日のこと。その再生回数は累計401万回に到達するという大盛況ぶりで、その後も100万回超えを連発していた。しかし、9月に公開された第8弾以降は100万回に到達したものはなく、12月からは20万回に満たないものがチラホラ。そして25年4月以降の動画は軒並み10万回未満と“1ケタ”まで落ち込んでしまっている。


 当初の勢いがウソのような苦戦ぶりだが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、その理由について「最初こそ勢いは出たでしょうが、あまり長続きしないやり方になってしまっています」とこう分析する。


「佐々木さんの動画は本人の趣味趣向を反映させたテーマを基に作られていますが、いかんせんインパクトが弱い。有名人という以外、他のYouTuberとの差別化ができていないからです」


 確かに、上がっている動画のテーマは「旅行」「ワイン」「ビール」「果樹園訪問」「パエリア作り」といった、正直「他のチャンネルでも見られるもの」ばかり。井上氏はここが敗因であり、であるがゆえに「この点を改善すれば再浮上のチャンスはある」とさらにこう続ける。


「かつて『多目的トイレ不倫』で世間を騒がせた夫・渡部建さんを出して、『不肖の夫を支えるけなげな妻』というテーマでYouTubeを始めていれば、ここまで低迷しなかったでしょうし、今からでもやれば再浮上できる可能性はあるでしょう。渡部さんを叱咤激励する佐々木さんの姿という、他のチャンネルでは絶対に実現できないコンテンツが誕生するからです」


 それなら唯一無二の動画になるが、ただ、佐々木のやり方うんぬんではなく、そもそも「YouTube自体が流行を過ぎた」ということはないだろうか。


 実際、かつてはYouTuberとして鳴らした女優の本田翼(32)は、近年は生配信がぱったりと途絶えているほか、川口春奈(30)は動画の配信ペースが以前よりも落ちている。これに対し、井上氏は「知り合いのお子さんやその友達の主な楽しみはYouTubeやゲームだと聞いていますので、まだまだ視聴層は若い。

そのような事態にはまだ至っていないでしょう」と、陰りは見られないと語る。


 ちなみに夫・渡部が23年4月にスタートさせたYouTubeチャンネル「アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見てロケハンする番組」は最近でも再生回数20万~30万回ぐらい稼ぐことも。下手をすれば1万回を割りそうな「佐々木 希 (仮)」への夫の登場は「待ったなし」といったところか。


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 テレビに復帰するという野望は、いまだ捨てていないようだ。関連記事【もっと読む】渡部建が大恩人とのトークで妻・佐々木希の名前を解禁…“ゲス不倫”から5年でテレビ本格復帰に色気…では、本人のテレビ復帰への恋々とした思いを伝えている。


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