俳優の阿部寛が主演するTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜・午後9時)の第8話が1日に放送され、世帯平均視聴率が9・5%を記録したことが2日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は14・2%で好スタート。

第2話は11・7%。第3話は10・9%。第4話は10・4%。第5話は10・8%。第6話は10・2%。第7話は10・3%。今回は前回から0・8ポイント減。個人視聴率は5・6%だった。

 民放テレビ局・JBNを舞台にしたオリジナル脚本の社会派エンターテインメント。阿部が演じる進藤壮一は公共放送の社会部記者として経験を積み、視聴率低迷にあえぐJBNの報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を見直そうと奮闘し、圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。

 第8話は原子力関連施設が集中している芦根村で、大規模な山火事が発生。

芦根村は山井(音尾琢真)の生まれ故郷。中継クルーに山井も加わる中、認知症を患い施設に入居中だった山井の父・和雄(山本學)が火災現場付近で行方不明になってしまう。一足早く現地に入っていた進藤(阿部)は、尾崎(谷田歩)と偶然再会。尾崎を通じて羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子・真一(内村遥)に災害対策の協力を仰ぐ。一方、華(永野芽郁)は進藤が芦根村に土地勘があることや単独行動が多いことが気になっていて…と展開した。

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