来年5月末で解散する嵐の相葉雅紀(42=写真)が、7月スタートの連ドラ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレビ朝日=水曜夜9時)に大森南朋(53)、松下奈緒(40)とトリプル主演。そう6月2日に発表されて、嵐ファンはヒートアップしている。
それもそのはずで、夏ドラマはもはや“嵐祭り”といった様相を呈している。松本潤(41)が7月期のTBS日曜劇場「19番目のカルテ」で、櫻井翔(43)が日本テレビ土曜ドラマ「放送局占拠」で主演を務める。解散後のソロ活動にも大きく影響しそうだが、意外や、3人のうち“勝者”になるのは「相葉クン」と予想する声もある。
「数字的に勝つのは間違いなく日曜劇場の松本さんでしょうね。日曜劇場は固定ファンも大勢いますし、よほどの駄作だったり、とんでもないスキャンダルが起こらない限り、視聴率2ケタは確定していると言っていいでしょう」(テレビ誌ライター)
ただ、数字に評価が伴うかと言えば、また別の話。放送中の阿部寛(60)主演の日曜劇場「キャスター」は、永野芽郁(25)の問題発覚後も視聴率2ケタを維持したものの、レビューサービスFilmarksでの評価は5点満点で3.1とパッとしない。
では、櫻井の「放送局占拠」はどうか。
「カルト人気があるとはいえ、もう占拠シリーズも第3弾。そろそろ飽きられる頃です。第1弾『大病院占拠』は全話平均視聴率が7%台、第2弾『新空港占拠』は6%台。そこに解散前の特需が加わるとしても、ここらで新味を出せないようでは、そこそこの数字と評価で終わる可能性が高い」(前出のテレビ誌ライター)
そして相葉雅紀の「大追跡」は、「相棒」「特捜9」などが放送されてきた“テレ朝刑事ドラマ枠”の10年ぶりの新シリーズというのだが……。
「旧ジャニーズ事務所の先輩であるイノッチ(井ノ原快彦)が主演の『特捜9』は2018年に始まり、現在はシリーズ8作目となる“final”が放送中です。
ひとつ問題があるとすれば、演技力らしい。
「演技力は、嵐の中ではニノ(二宮和也)がトップ。相葉クンは俳優というよりMCのイメージが強い。だから『大追跡』もトリプル主演にして強化を図ったのでしょうが、彼の好感度の高さは、メンバーの中でもトップクラス。日曜劇場は永野さんのスキャンダルの余韻もありますし、うまく“解散特需”の波に乗れれば、数字で勝つのも相葉クンじゃないですか」(芸能プロダクション幹部)
果たして、白熱の“嵐祭り”を制するのは……。
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