永野芽郁(25)との“不倫疑惑”を4月に報じられてから初めて公の場に姿を現した田中圭(40)。6月18日に都内で行われた主演ドラマ「おい、太宰」(WOWOW)の完成報告会に顔を出したが、当然ながら疑惑については触れず。

このドラマは三谷幸喜氏(63)が脚本と監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの、実に12年ぶりとなる第3弾だ。


「田中さんの“軽率な行動”が発覚する前から決まっていた鳴り物入りの三谷作品だけに、このドラマが放送される6月29日までは絶対に乗り切らなければならなかった。もっとも三谷さんは、むしろ今回の騒動を面白がっているんじゃないですか。チャップリンのような“悲喜劇”を愛してやまない人だけに、言葉は悪いですが、人間ドラマのネタとして見ているのでは。ただ、何も言えない共演者の胸中は複雑でしょう。特に宮澤エマさんはそうだと思います」(スポーツ紙芸能担当デスク)


 宮澤エマ(36)が「おい、太宰」で演じるのは、太宰治(松山ケンイチ)をこよなく愛する平凡な男(田中)を支えるしっかり者の妻というメインキャスト。宮澤といえば、6月15日に最終回を迎えたTBS日曜劇場「キャスター」にも、永野の上司役という重要な役どころで出演していた。後半、視聴率1ケタに落ち込んだ「キャスター」だが、最終回は12.0%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)まで盛り返している。


「三谷さんは、宮澤さんの細かな感情表現ができる演技力はもちろん、役に対する理解力、知性、日々の努力なんかも高く買っている。だからこそ繰り返し起用するわけで、もはや業界内で宮澤さんのことを《元首相の孫》と色眼鏡で見る人間は1人もいません。宮澤さんは『キャスター』の最終回でも好演していましたが、話題になるのは騒動を起こした永野さんばかり。皆さん、大人ですから口にこそ出しませんが、主演の阿部寛さんをはじめ、共演者も内心は面白くなかったはずです」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)


 永野の上司役の次は「おい、太宰」で田中の妻役。

SNS上はドラマそっちのけで、《田中がいるせいで台無し》《反省してないな》《またやらかすかな》《うやむやでは終わらない絶対に》などと田中叩きで炎上気味だ。中には《こんな人間を使う三谷幸喜にもあきれます》なんて声も。とんだトバッチリとは、このことか。


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