永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられた田中圭(40)が18日、報道後初めて報道陣の前に姿を見せた。田中は6月18日、主演を務めたWOWOWのドラマW「おい、太宰」の完成報告会に、本作の脚本と監督を務めた三谷幸喜氏(63)と、共演者である小池栄子(44)、宮澤エマ(36)とともに出席した。
完成報告会では、オファーのきっかけについて田中が「三谷さんとプライベートで会う、ある特定の場所がありまして…」と話し、三谷氏は「特定の場所って言ったらいけないの? なんかいやらしい」と答え、田中が慌てて「ジム、ジムです!」と言った後、気まずい空気が流れたため、小池に「お前が悪いよ!」と突っ込み、笑いが生まれる場面もあった。
このやりとり自体にも《まだ笑いにできるほど時間が経ってない》といった指摘が相次いでいたが、その後の21日、三谷氏は「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)に出演。三谷氏は、「あのドラマは去年の秋に作ったんですけど。みんなで苦労して作った作品が、やっとみなさんに見ていただけるとなった時に、なんかミソがついた」と田中が起こした騒動に触れつつ、「僕は怒っていいけど、迷惑をこうむっていない人たちも憤ってるのはよく分かんない。僕はすごく迷惑こうむってる」と、仕事の上における直接の利害関係がある人しか怒るべきではないという持論を展開した。
■作品づくりにこだわる三谷氏の本音
「三谷さんといえば、2020年1月8日に行われたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の制作・主演発表会で、『“俺スネに傷持ってるかな~”と思っている人がいたらぜひ断ってください!』と発言したことで話題となりました。そこには自身の大切な作品を汚されたく無い、放送中にケチがつくようなことは避けたいという、作品づくりへの真摯な想いを感じさせる発言として、視聴者にも受け止められていました。しかし今回の発言に対しては、《関係ない人が怒るなというのはわかるけど、この人や相手の人が関わってた作品を楽しみにしてた人は怒るかなと思う》と視聴者もカスタマーとして憤るのは順当だという指摘も散見されていました」(ドラマ制作関係者)
三谷氏は番組内で、田中から謝罪があったことも明かし、「僕は怒ってる! もう怒ってないけど、怒ってたんです!」と訴えていたが、今回の三谷氏の発言には賛同が集まる一方で、ガッカリしたという印象をもった人も一定数いたようだ。
「田中さんに関しては、事務所に守られ、共演者にフォローされている点で、モヤっとしている人も多く、怒りというよりは、田中さんに対する拭いきれない嫌悪感を表明している人が多いだけでしょう。またイメージが損なわれたことにより、楽しみにしていた視聴者はガッカリしたとして怒る権利はあるでしょう。実際に今作に対しても、《田中圭が出ているなら見ない》と表明する投稿も多く、また完成報告会で、田中さんの不祥事を笑いにしたことで《三谷さんはスネに傷持つ人は問題になる前に出演を辞退して欲しいと言っていたけど、作品が出来上がってしまったらもうそんな事言えなくなるタイプ? 残念》と三谷さんに対し、がっかりしたという声も散見されています」(芸能ライター)
過去に何度も酒がらみの醜聞が封じられ、スネに傷を持った田中を起用したのは、やはりミスだったかもしれない。
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