今週に入ってから視聴者の嘆きの声が止まらない。6月24日には「ロンドンブーツ1号2号」が「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の放送で解散を発表。
確かに、ロンブーが結成されたのは1993年。TOKIOがデビューしたのは94年。ダウンタウンDXが放送を開始したのは93年。いずれも“平成生まれ”だ。その3者がたった3日の間に相次いで“終焉”を迎えたとあれば、平成という時代を共に駆け抜けた視聴者から「平成ロス」を嘆く声が出るのも無理はなかろう。
そして、その声がXに広がっていくところからして、テレビの影響力はまだまだ大きいことがうかがえる。そのテレビの影響を受けているXだが、今後、今回のようなテレビ起源の“平成文化”が終わるたびに平成ロスが起こるとするなら、Xは単に年配層の懐古主義が吹き荒れるメディアに変容し、ひいてはメディアとしての“賞味期限”が短くなっていくのではないだろうか。
だが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「必ずしもそうではなく、むしろメディアとしての寿命を延ばす方向に作用する可能性が高い」と指摘する。
「今年に入ってからなのですが、X上に投稿される声が、以前にも増して『エモさ』を愛でるとでも言うべきものになっています。
昔を懐かしむ声ばかりではXの“高齢化”“老朽化”が進むと思いきや、実情は逆のようだ。
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