株式会社TOKIOは25日、国分太一(50)のコンプライアンス違反を受けて解散すると発表。現在、メンバーの国分、城島茂(54)、松岡昌宏(48)が所属する同社は残務処理後に廃業するという。


 今後、城島と松岡は個人でSTARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を結ぶともみられているが、芸能活動を休止中の国分は事実上、引退に追い込まれそうだ。


「国分さんは6つのレギュラー番組がありましたが、すでに全出演番組から"姿"を消しています。うち3つが、『TOKIO』や『国分太一』の名前がついた冠番組。旧ジャニーズ事務所出身タレントの中で国分さんと言えば、今年1月に芸能界を引退した中居正広氏(52)と並ぶほど、MC業で実力が認められていました。旧ジャニタレでMCを務めるタレントは数多いですが、情報番組からバラエティ、音楽番組までオールジャンルでソツなくこなせる人といえば、この2人が突出しています。くしくも、音楽番組では中居氏はTBS系音楽特番『音楽の日』、国分さんは『テレ東音楽祭』でいずれも今年15回目の司会を務める予定でしたが、同じ回数で終焉を迎えましたね」(制作会社関係者)


■『嵐』の活動終了に、『KAT-TUN』、『TOKIO』が解散


 中居氏は元フジテレビのアナウンサーへの性暴力騒動がきっかけで芸能界を引退。国分のコンプライアンス違反もセクハラが原因と報じられている。


 ともに性的スキャンダルが身を滅ぼした点で共通するが、SNSでは《旧ジャニーズはジャニーさんの呪いのなのか?》《解散するくらいのコンプライアンス違反てどんなんだろ ジャニーさんの呪い恐るべし》《国分太一氏や中居正広氏…彼らはもともとそういう素行があったのか、それともジャニーズ事務所に所属し、ジャニー喜多川という人物と接点を持ったがために今があるのか》などと、旧ジャニーズ事務所の創業者で性加害問題が取りざたされた故・ジャニー喜多川氏の存在が思い起こされたようだ。


「23年にBBC放送のドキュメンタリーによってクローズアップされた大手芸能事務所の"闇"。話題になった当時、ジャニー氏の性加害の実態を知りながら、見て見ぬふりしたメディアや一部の現役タレントらにも批判が起こりました。中居氏も国分さんもジャニー氏を巡る噂を耳にしていたと考えられる世代ですから。後に自身に性的スキャンダルが起こったことに世間から厳しい声が殺到している。

また、最近は、人気グループ『嵐』が来年5月末での活動終了を発表、今年3月の『KAT-TUN』の解散に続き、今回の『TOKIO』解散と、同事務所の絶頂期を支えたグループが相次いで解散するタイミングでもあったため、ファンらは"ジャニーさんの因縁"ではないか、もう不祥事や解散はないかと心配しています」(旧ジャニーズ担当記者)


 悪いことばかりが続かないといいが。


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 早くも「過去の人」となりつつある国分太一。関連記事【こちらも読む】国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に…では、謎に包まれた国分の現状に迫っている。


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