来年5月で解散する「嵐」のメンバー3人が主演する夏ドラマが出揃った。
7月9日に相葉雅紀(42)らトリプル主演の「大追跡~警視庁SSBC強行犯係」(テレビ朝日系=水曜夜9時)、12日に櫻井翔(43=写真)主演の「放送局占拠」(日本テレビ系=土曜夜9時)、13日に松本潤(41)主演の「19番目のカルテ」(TBS系=日曜夜9時)がスタート。
初回の世帯視聴率はマツジュンの「19番目」のみ11.4%の2ケタ発進で、相葉の「大追跡」が9.7%、櫻井の「放送局占拠」が6.5%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)という結果に。
「『19番目』はTBS日曜劇場という看板枠で、逆に2ケタ発進でなければネットニュースになっていたでしょう。『大追跡』も、『相棒』シリーズなどで知られるテレ朝の“刑事ドラマ枠”で、いずれもリアタイ視聴が多い中高年ファンが付いている。10%前後の数字は予想されていました」(テレビ誌ライター)
それだけに櫻井の「放送局占拠」は大健闘と言っていいらしい。
「日テレの土ドラ枠は今年1月期の川口春奈さん主演『アンサンブル』でさえ、全話平均5%台。6.5%はなかなかの数字です」(前出のテレビ誌ライター)
視聴率だけじゃない。テレビの無料動画配信サービスTVerのお気に入り登録数は、「大追跡」と「19番目」が7月14日現在で40万台に対し、「放送局占拠」はすでに120万超えとズバ抜けている。早くも今期トップを予想する声も出ているほどだ。
「いきなり100万超えでも、滅多にありませんからね。『放送局占拠』は櫻井翔さんの“占拠”シリーズ第3弾で、120万という数字は固定ファンが付いてきた証拠。3作目にして“中毒になるB級ドラマ”の地位を確立したと言っていいでしょう。占拠シリーズは仮面をかぶった犯人グループといったクセ強な演出、考察要素もありますが、はっきり言ってツッコミどころ満載、B級感満載のドラマです。
まだ始まったばかりの夏の“嵐祭り”だが、意外や栄冠は櫻井翔に輝く?
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