《信じてくれたん 松本さんだけやったなぁ》


 自身のインスタグラムのストーリーズでこう投稿したのが、たむらけんじ(52)。自身が投資しているビットコインが《1800万突破!》と投稿し喜んだたむらだが、そんなたむらを信じて高騰前にビットコインを仕込んでいたと報じられたのが、ダウンタウンの松本人志(61)だ。

仮想通貨取引所のCMにも出演していた松本が今も保有していれば、購入時の20、30倍になっているという。表舞台から遠ざかっても生活面では一向に困らないと言われる松本は、近々復帰を控えている。 


 今秋にスタートがズレ込むことが明らかになったのが、新プラットフォーム「ダウンタウンチャンネル(仮)」。昨年12月、所属事務所の吉本興業はファンドを組成し、数十億円規模のコンテンツ制作資金を集め、その第1弾が「ダウンタウンチャンネル(仮)」になる見通しだ。


「松本自身は昨年末のインタビューでスタート時期を今春あたりと語っていましたが、その後、一部で今夏のローンチや、ダウンタウンの2人だけでなく活動休止状態の小沢一敬のほか、千鳥やかまいたちなどの後輩芸人の出演の可能性も取り沙汰されました。しかし、秋にずれ込むことになったのはコンテンツ制作が追いついていないためで、近々吉本から何かしらの発表があると見られています」(お笑い関係者)


 松本は一昨年末に、自身の性加害疑惑が「週刊文春」に報じられたことで文芸春秋との裁判のため、芸能活動休止を選択。しかし、昨年11月に訴えを取り下げる結果となった。


 6月24日配信の「女性セブンプラス」によると、チャンネルは相方の浜田雅功とのコンビ「ダウンタウン」のほか、「松本人志」と「浜田雅功」の3つのカテゴリーに分けられるという。


■コンプラ無視の斬新な企画にファンの期待


「松本は自身の女性トラブルについて情報番組で一方的な放送を続けた局に対して不信感を持ち続けていて、もはやテレビ復帰は当てにしていないと言われています。サブスク型プラットフォームになるため、昨今厳しくなっているコンプライアンス面を気にせずやりたいようにやれるのは、松本にとってむしろプラスでしょう。2016年からAmazon Prime Videoでスタートした自身のプロデュース番組『ドキュメンタル』などの配信番組が海外で評価されている点も追い風になっています。松本は活動休止中に相当な数の企画を立案してきていると言われ、長い間待たせた分、コアなファンを喜ばせるものに仕上げてくるのではと期待されています」(芸能ライター)


 だが、「ダウンタウンチャンネル(仮)」の成功は未知数だと見られている。


「一説にはチャンネル単体で年間十数億円の収益が見込まれているとも言われていますが、よほど面白いもの、斬新なものを提供しない限り、継続課金してくれるのはダウンタウンや松本の熱心なファンや、一部のお笑いファンに限定されるのではないでしょうか。海外配信による収入も大きくなりそうなので、国内の収益はそれほど重要ではないのかもしれませんが、外部資金を入れているので失敗は許されないでしょう。それだけ慎重に進めているのだと思われます。一方で、テレビを切ることで失うものも決して少なくないはずです。松本がどんな形で再スタートを切るのかに注目が集まっています」(前出・芸能ライター)


 松本は長らく待たせたファンにどんな振り切れた企画を見せてくれるのか。


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 実現すれば、「芸能界引退は何だったのか?」と世の人々がズッコケる展開となるだろう。関連記事【もっと読む】中居正広氏にささやかれる仰天情報「ダウンタウンチャンネルで復帰」の現実度…では、情報の信ぴょう性について考察している。


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