女優の吉高由里子(36)が7月17日にX(旧ツイッター)に投稿したこんな文言が、ファンの間で話題だ。


《足の回転が 間に合わないくらい走りたくなるような 道ばかりなの つまり、、、最高!》


 改行を挟みつつの一文で、投稿には畑の上に広がる、まぶしい青空の写真が添付されている。

ファンからは《果てしなくて壮観です》といったリプライが続々と集まっているが、大手出版社の編集者は「この文章は本人お得意の“詩”ですね」とこう分析する。


「一文で書き切れるはずの文章をわざわざ改行しての投稿であること、また、雄大な景色に対して自らが抱いた感情を表現しているところから、吉高さんが時折投稿する詩でしょう。これまでの詩を振り返ってみても、自由な文体が生き生きとした情景を思い起こさせます」


 吉高のXの投稿をさかのぼってみると、まだXがツイッターだった頃の2019年9月2日には《皆様が楽しみにできる日を見つけて 楽しみがある為に 頑張れる日々がある日を願って 私秋にむかいまーすっ もらい泣き増えてきちゃいました でもそれも嬉しかったりします》という、季節の変わり目を描いたと思われる散文が投稿されていた。


 さらにさかのぼると、15年12月21日には《たくさんの愛で産まれてきたはず たくさんの愛を持ち合わせたはず たくさんの愛に育まれてきたはず》と、字数を整えての散文が投稿されたこともある。特に15年のものに関しては内容に加え、タイトルとして《いのち》という言葉が添えられ、ちょうどメディアへの露出が減っていた時期でもあったため、「妊娠か?」なんて臆測がファンに流れたこともあったほどだ。


「若い頃は詩人の銀色夏生さんや谷川俊太郎さんの詩が好きだったそうで、その影響もあるでしょうし、もともと本人に詩をはじめとする文才があったのでしょう。実際、吉高さんは24年の大河ドラマ「光る君へ」で紫式部役で主演しましたし、20年1月期放送の『知らなくていいコト』(日本テレビ系)では週刊誌記者の役、17年1月期に放送された「東京タラレバ娘」(同局系)では脚本家役を務めていました」(前出の大手出版社編集者)


 本人の文才がこれらの役を引き寄せたというのは考えすぎか。


  ◇  ◇  ◇


 吉高由里子が主演した「光る君へ」は大河ドラマの新たな形を示した! 関連記事【もっと読む】吉高由里子「光る君へ」勝因は“旧ジャニゼロ”でも女性の新規層獲得にあり 「配信」で大河史上最高視聴数…では、その詳細について伝えている。


編集部おすすめ