元大阪府知事で弁護士・橋下徹氏(56)が7月28日に自身のXを更新。弁護士の北村晴男参院議員(69)による石破茂首相への発言を批判した。


 日本保守党から出馬し当選した北村議員は、石破首相が続投の意思を示していることに対し、《醜く奇妙な生き物を国のリーダーに選んだ日本。一刻の猶予も無い》とXに投稿し批判。この発言が大炎上している。


 それに対し橋下氏はⅩで、《莫大な税金で飯を食い、権力を扱うという公人の自覚のないまま、コメンテーター気分が抜けないバカな国会議員が誕生したということ》、《日本保守党の連中は誹謗中傷が酷すぎる》、《こういう連中に限って『日本が壊れていくのは許せない!俺が日本を守る!』と叫ぶ。日本を壊しているのはアンタだよ》などと連投。双方の意見に理解を示す支持者らも対立し、場外バトルが繰り広げられている。


■政治家になる前の北村氏が橋下氏に中国との関係を追及


「橋下氏と北村議員の因縁は22年にABEMAで配信された討論で、北村議員が、橋下氏は中国寄りの言動があることや中国の上海電力などによる疑惑が浮上していると追及したことにあります。ネット上では右派vs左派の闘いとして盛り上がりを見せている。2人はかつて日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で共演し、不仲としても知られていましたが、実際にも考え方は大きく異なるようです」(政治ジャーナリスト)


 SNSでは、《今思えば、行列のできる法律相談所に北村弁護士と橋下徹が居たのは面白いよなぁ》、《橋下徹と北村晴男バチクソバトってるやんけ、これは島田紳助復帰の伏線....?》、《ホント #行列のできる法律相談所 出演者はやばいの多いよね……。島田紳助から始まり橋下徹、渡部建、フワちゃん、北村晴男》など、今年3月に終了した当番組の出演者を懐かしむ声も多く上がっている。また「行列のできる相談所」で「史上最強の弁護士軍団」として共演していた丸山和也氏(79)も政治家になっている。07年と13年の参議院選挙で自民党から比例区で出馬し当選したが、19年の同選挙では落選している。


「この番組で人気になった本村健太郎弁護士や住田裕子弁護士の出馬にも関心が強まっていますが、今となれば政治家を3人輩出し、個性的メンバーを集めたことに驚きの声が上がっています。23年の歴史がありますから、当然といえば当然ですが。一方で、司会の島田紳助氏が芸能界を引退し、闇営業問題の宮迫博之さん、トイレ不倫のアンジャッシュ渡部建さん、不適切発言のフワちゃんと、番組で活躍していたタレントが不祥事で消えていくという“偶然にしては出来過ぎている”番組ともささやかれていました。ちなみに、丸山氏は2016年2月の参議院の憲法審査会での発言が黒人差別と捉えられ、野党議員に『議員丸山和也君の議員辞職勧告に関する決議案』を提出されたことがあります。その後、17年の衆院選挙で応援弁士として立った時に相手候補に投票する有権者に対し中傷する発言をして批判にさらされ、次の選挙で落ちています」(番組制作会社関係者)


 何かしたら問題を起こして消えていく人た。元出演者の北村議員も、さっそく“不適切発言”としてやり玉に挙げられているが……。


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