8月8日、華道家の假屋崎省吾氏(66)が「プチブランチ」(TBS系)に出演し、長野県軽井沢市にある超豪華な別荘を公開して話題になっている。


 番組では、南明奈(36)らタレントが3人が別荘を訪問し、假屋崎氏は敷地面積1300坪、リビングは8メートルの吹き抜け、3面ガラス張りの外には緑が広がっている超豪華な内装などを披露した。

総額7億円の豪華別荘にタレントたちは驚愕の声をあげていた。


 假屋崎氏の自宅は、現在、神奈川県鎌倉市にあり、そちらも敷地面積は1000坪を超えており、その佇まいはまるで高級ホテルのようだという。


「假屋崎氏は、22年にそれまで自宅としていた渋谷区表参道の物件を売却。その価値は推定17億円と言われていました。鎌倉の物件は20年に購入しています」(関係者)


 前出の軽井沢の別荘の他にも所有物件があるといい、不動産だけでも数十億円の資産を抱えていることになる。假屋崎氏はどうやってこれほどの資産を手に入れたのか。


「彼の収入源はほぼ全てが華道家としての活動によるもの。確かに、一時はテレビのバラエティ番組に多く出演し、金髪にきらびやかな衣装で派手な印象でしたが、彼の実生活はストイックそのもの。華道以外のことには興味がないのです。全ては、華道をもっとメジャーにしたいという想いだけで走り続けてきたピュアなアーティストと言えるでしょう」(前出の関係者)


■明大夜間部から早大二文に進んでから華道家の道へ


 もっとも、假屋崎氏の華道家としての道は、決して順風満帆ではなかったようだ。明治大学夜間部を経て、早稲田大学第二文学部に入学。華道家を目指しのは23歳からと遅咲き。

アルバイトをしながら、いけばな「草月流」本部教室に入学し、家元で映画監督でもあった勅使河原宏氏に師事。勅使河原氏にその才能を認められ、一気に華道界に知られるようになる。


「いけばなの世界は、家元を頂点とするピラミッド構造になっていて、教室の生徒が免許を取るまではかなり長い道のりです。そのための金銭投資も相当かかると言われています。しかし、假屋崎氏はその才能があまりに凄すぎて、勅使河原氏はそういう過程を一気に飛ばして彼を評価しました。その結果、假屋崎氏は多くの嫉妬を買い、草月流の本流から追い出される形になってしまいました」(知人)


 それでも、假屋崎氏の勢いは凄まじく、1996年のクリントン米大統領来日時に、花の総合プロデュースをしたことを機にメディアに大々的に取り上げられるようになった。


「そこからの彼は、完全に、自己プロデュースした姿をメディアに見せてきました。あの派手な姿もお姉キャラも、そして、豪華な自宅も全て教室の生徒を増やすための演出だったに過ぎません。普段はあんなにハキハキしていないというか、すごく穏やかで物静かな方。鎌倉や軽井沢に家を持っているのも、花に囲まれて静かに暮らしたいからでしょう」(前出・知人)


 ゴージャスなカリスマ・カーリーのいつもの姿はまた少し違ったもののようだ。


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 芸能界を引退しても“不動産王”であり続けている中居正広氏だが、その地位が危ういようだ。関連記事【もっと読む】中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威…では、巨額の違約金発生の可能性について伝えている。


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