韓国ボーイズグループENHYPEN(エンハイフン)がコンサートが8月2日と3日に大阪で開催されたが、メンバーの1人ソンフン(22)の“反日発言”騒動が長くくすぶっている。
きっかけは6月に行われたENHYPENの公式アプリでのファンとチャットパーティーで「Good jap」と記したこと。
韓国のテレビ事情にも詳しい、元テレビ朝日プロデューサー鎮目博道氏がこう言う。
「韓国人の英語には独特のなまりがあり、BとPが発音しにくいので、英語が苦手なソンフンが書き間違えて、それをメンバーがイジったというのなら理解できます。ただ、内容が差別にあたるだけに、あってはいけないことですし、グローバルグループで活動する以上、しっかりした謝罪が必要です」
ところが、文字の間違いを主張するだけで、謝罪はあいまい。この騒動の2日後には「ティファニー銀座」のオープニングイベントに来日したものの、会場から笑顔なく早々に退場。2021年には「日本のない世界地図」を描いた公式グッズのイメージ写真を公開し大炎上こともあり、“反日アクション”騒動が続いているのがこのグループ。しかも彼らにとって日本は、お金を落としてくれるいわば「金づる」なはずなのだが…。
「謝罪をあいまいにしている背景には、謝罪したせいで韓国でバッシングされることを危惧しているのでしょう。韓国は日本以上に炎上するので、謝罪すると今度は自国のネット民から『日本に媚びた』と非難を浴びることになる。BTSが“原爆Tシャツ着用”騒動に関して謝罪をあまりオープンにしていないのも同様だと思います。しかし、グローバルに活動するならば、きちんと謝罪が必要。
周りのオトナが悪いのか、“おバカキャラ”ではごまかせない問題だ。
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