ダウンタウンの浜田雅功(62)が自身初となる個展「浜田雅功展『空を横切る飛行雲』」を開催すると、8月12日に発表された。昨年9月に浜田がレギュラー出演する「ごぶごぶラジオ」(MBSラジオ)の放送中に自らが提案したことが開催のきっかけというが、スポーツ紙芸能デスクは浜田の絵の“魅力”について、こう語る。
「開催を伝える各メディアの記事に共通して躍っているのは、『唯一無二の画力』というフレーズ。ご存じの方も多いでしょうが、浜田さんが描く絵といえば、《天才的に下手》で《逆に面白い》などと、テレビ番組でたびたび話題となってきました」
これまでに公開されてきた浜田の絵だが、主なものでは、「HEY!HEY!HEY!」(フジテレビ系=放送終了)で披露された「ムーミン」や「アンパンマン」が視聴者に衝撃を与えてきた。相方の松本人志(61)に「おまえ、こう見えとんのか!?」と心配されつつツッコまれる下手クソぶりが視聴者の笑いを誘っていたが、そんな浜田の絵にも「特徴がある」と語るのは美術誌ライターだ。
「もちろん、ご本人が“ウケ狙い”で面白おかしくデフォルメしてはいると思いますが、そんな中にもご本人の特徴は表れています。アニメキャラという、そもそも立体感がないタッチのキャラクターをさらに平板化し、絵を構成する線を最小限にまで減らして描いている。ご本人の思い切りの良さが表れていると言えます」
果たして、今回のために描き下ろされるという作品は、これまで通りのタッチなのか? はたまた……。
「もともと『浜田画伯』と呼び始めたのは相方の松本さん。その松本さんも、秋スタートともっぱらのネット配信サービス『ダウンダウンチャンネル(仮)』で“復帰”します。浜田さんに人気があるから個展が開けるとも言えますが、どこまで集客できるか。個展はたぶん『ダウンタウンチャンネル』の中でもネタとして取り上げられるのでしょうが、現時点の人気を測るバロメーターにもなりそうですね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)
その答えは10月19日から12月21日に開催される個展で明らかになる。
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