“受験生の天王山”と言われる夏休みも後半に突入する中、話題になっているのが芸人の“教育論”だ。「ゲッツ!!」でおなじみのお笑いタレント、ダンディ坂野(58)は現在配信中の「AERA with Kids +」のインタビューで、現在小学6年生の長男が全国模試で1位になったことを明かしている。
ダンディ自身は石川県の工業系高校の卒業で中学受験未経験。ダンディの妻も子どもの勉強をそれほど熱心に見ているわけではないという。
「中学受験は塾によっては親がこまめに膨大な量のプリントを管理したり、叱咤激励しながら復習などの勉強につきっきりにならないと合格はおぼつかないと言われているように、親の熱意がなにより重要です。ところが、坂野さんのお子さんは親がさほど関与しなくても好成績をキープしているように、そもそも本人の能力だけでなく受験勉強との親和性が高いことがわかります。宿題が終わるとゲームをやりながらタブレットを見たり、親が放任でも自主的に勉強できるタイプのようです」(教育ジャーナリスト)
ダンディは「勉強しなさい」と言わない代わりに伝えているのが、「やるべきことをやったら何をやってもいいよ」というフレーズで、長男はそれを忠実に守っているという。
■「東大王クイズ甲子園2023」で準優勝
首都圏を中心に中学受験が過熱する中、テレビや週刊誌などで芸能人の子息の受験が話題になることが増えているが、たびたび取り上げられているのが、レイザーラモンRG(51)の長男だ。「野性爆弾」のくっきー!(49)が名づけ親で知られている長男は、都立の名門、西高校に進学している。
「西高は偏差値70超で日比谷高に並ぶ名門で、昨年は現役・浪人合わせて29人の卒業生が東大に合格しています。RGの長男はTBS系の『東大王クイズ甲子園2023』で西高のリーダーを務め、準優勝したことで知られています。RG自身、立命館大卒の高学歴芸人ですが、『勉強しろ』と言ったことがないそうです。長男はクルマのどの部分を見せても車種が当てられるほどのマニアで、テレビ番組の特技を披露するコーナーでそれを披露し、チヤホヤされたことで覚えることが大好きになったといいます」(スポーツ紙記者)
ダンディとRGはともに「勉強しろ」と子どもに言っていないが、普通はこうはいかないだろう。
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高畑充希の計画的な勉強ぶりは称賛に値する。関連記事【もっと読む】高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格…では、本人の“コツコツぶり”について伝えている。