ノースキャンダルのレジェンド

 俳優の沢口靖子(60)が10月期のフジテレビ系月9ドラマでの主演することが発表され話題になっている。タイトルは「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」。

沢口は白衣姿の科捜研から、スーツ姿の刑事に転身する。


 「科捜研の女」(テレビ朝日系)は、1999年からなんと25年も続いた沢口の代表作。長寿ドラマになった背景には沢口の25年変わることのないビジュアルとノースキャンダルな私生活にある。


「東宝シンデレラのまま還暦を迎えた、奇跡の還暦美女。スキャンダルは一切なく、私生活でハメを外したという話すら一切聞かない。テレビ制作側としては、演技力、美貌、品行方正と、これ以上の主役を任せて安心な逸材はいません」(テレビ関係者)。


 そんな沢口が“不適切会合”渦中のフジの、しかもかつては大多亮氏が取り仕切っていた“月9“に出演する。しかもフジの連ドラに出るのは35年ぶりだというから、いろいろ勝手な邪推をする業界関係者も少なくない。フジのドラマ枠では今季、旧ジャニーズタレントのラウール(22)が出演する『愛の、がっこう。』が堅調だが……。


フジテレビの広告の激減ぶりは惨憺たるもので、やっぱりカンフル剤が必要。そこで鉄壁の純潔・沢口靖子に白羽の矢が立てられたのでしょう。

イメージ払拭のためにフジも捨て身で交渉したという話です。とにかくクリーンな沢口靖子で何事もなかったように再出発を図りたい。フジテレビらしい戦略ともっぱらです」(広告代理店)



「科捜研の女」を仕切り直し

 沢口自身も仕切り直しのタイミングという声もある。「沢口=榊マリコだけでは厳しいし、マリコ自体もずっと現場の研究員のままだとどうなのかという話もある。たとえば、1年ブランクを作って、マイナーチェンジしたほうが『科捜研の女』の賞味期限も長くなる。リセットすべきタイミングでもある」(テレビ関係者)


 これまで純潔で俳優人生を歩んできた沢口を汚すことにならなければいいが。


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 奇跡のアラ還、ダントツトップといえば沢口靖子。関連記事【もっと読む】沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点…では、本人の魅力に迫っている。


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