日本テレビ系「24時間テレビ」内の企画『全日本仮装大賞チャリティSP』が31日に生放送され、視聴者から批判が相次いでいる。羽鳥慎一アナウンサー(54)とともにMCを務めた萩本欽一(84)の出演者への対応がパワハラにみえていたことから、「老害化している」と物議を醸しているのだ。
番組では、萩本にコメントを求められた審査員の上田晋也(55)、志尊淳(30)、浜辺美波(25)、永瀬廉(26)、大久保佳代子(54)、アンミカ(53)らの顔がこわばるシーンもあり、羽鳥アナが「非常に審査員の方に緊張感が走っております」とフォローする一幕も。特に問題視されたのが、上田への態度だ。萩本なりの“演出”だった可能性もあるが、視聴者には上田への当たりがキツいと受け取られたようだ。
「各審査員にコメントを求める場面で、萩本さんが事前に『上田くんオチね』と促し、上田さんがコメントを終えた後、『オチが悪かった』と、無表情で上田さんの顔を見ることもなく淡々と語ったシーンが物議を醸しました。昔からテレビで"欽ちゃん"を見ていた視聴者からは《通常運転》というフォローもありましたが、不快に思った方は多かった。他の審査員にもコメントが『長い』と遮ったり、仮装側の出演者だった卓球女子・伊藤美誠選手がコメントする場面でも『話が長い』と突っ込んで伊藤さんが萎縮していました。志尊さんや浜辺さんの表情は終始引きつっていましたね」(スポーツ紙芸能担当記者)
■《欽ちゃんやばすぎてずっと放送事故》視聴者が心配する危うさ
芸人としてのボケなのか、滑舌の問題なのか、志尊(しそん)の名前を「ちほう…」などと何度も言い間違えて、羽鳥アナがフォローする場面も。
終始危なっかしい進行ぶりにSNSでは、《政界も芸能界も定年制を導入すべき》《ほんと不快だったし、変な空気だったよ、日テレさん》《仮装大賞のコーナー見てたけど欽ちゃんがかなりの老害化していて唖然とした》《欽ちゃんやばすぎてずっと放送事故》《欽ちゃんのせいで 老害、パワハラ仮装大賞へ》といった具合だ。
もちろん人生100年時代。80代でも活躍する萩本の存在は、高齢化が進むテレビ視聴者層にとっては希望にもなるだろう。だが、「24時間テレビ」のように幅広い層にアプローチする番組においては炎上のリスクも高い。
「旧ジャニーズのSTARTO社のタレント頼みの『24時間テレビ』ですから、10~20代のファンも見ることを考えると同世代のタレントが萎縮するような“笑い”は受け入れられないのは当然。
笑いを届けようとしただけの萩本にとっては「なんでそうなるの?」状態だろう……。
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