TBSも呪われていますね…」(在京キー局プロデューサー)……そんなため息も聞こえてくる。俳優の清水尋也容疑者(26=写真)が9月3日、違法薬物事件に関与したとして、麻薬取締法違反容疑で警視庁薬物銃器対策課に逮捕され、大騒ぎになっている。


 清水は2021年のNHK朝ドラ「おかえりモネ」や、24年のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」にも出演。「ミステリアスな印象で存在感がある若手」(ドラマ制作会社ディレクター)として注目を集め、現在は、松本潤(42)主演のTBS日曜劇場「19番目のカルテ」にも主要キャストで出演中だ。


「TBS日曜劇場といえば、前作の『キャスター』もヒロイン永野芽郁さんの“不倫疑惑”でパニックに。対応に追われました。で、今回の清水容疑者の逮捕。『19番目のカルテ』は9月7日に最終回を迎えるとはいえ、清水容疑者の出演シーンをどうするか、です。まあ、1ケタ台に落ち込んだ視聴率が、逆に最終回だけ2ケタに戻す可能性もありますが……」(前出の在京キー局プロデューサー)


 TBSに同情する声もあるにはあるが、「キャストの“身体検査”が甘すぎるのでは、という指摘もあります」とスポーツ紙芸能デスクがこう続ける。


「かつては芸能事務所の“支配“が強くて、所属タレントがスキャンダルを起こさないように管理されていましたが、最近は事務所の“縛り”が厳しすぎると、すぐに独立されてしまいかねない。事務所のフォローはそこそこで、タレント本人の自己責任という流れができつつあります。そのぶん起用する制作サイドのリスクが上がったとも言える。テレビ局の危機管理能力が問われるわけですが、そこまで“身体検査”が徹底されているとは思えません」


 いずれにせよスキャンダル連発で、TBS日曜劇場という老舗の看板に大きな傷がついたことだけは間違いない。


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 永野芽郁の失態が芸能界に“地殻変動”をもたらしている。

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