【その他の写真:韓国のイメージ】
学歴を持つ若者が、自国で働くよりも日本で働くことによって、「素晴らしい韓国人が働いてくれてどうもありがとう」的な国際的評価をもくろんでいたからだ。
日本が雇わない。すると視点を向けたのが中東だ。いわゆる後進国(発展途上国)というところだ。そこに学歴だけある韓国人が行くと言えば、三顧の礼を持って迎えられると考えたのだろう。これに関しては、朴槿恵大統領が推奨していた。
なぜ自国で働いてはいけないのか。韓国人は韓国で働けばいいじゃないか。学歴に合った給与を与えればいいじゃないか。
韓国の若者たちは、自国のことを「ヘル韓国」と自嘲する。
高学歴の若者は、中小企業に勤めることを嫌がる。政府は中小企業もいいところだと、勧める。ギャップができる。「お父さんは、どこにお勤めなの?」。子供の頃から聞かれながら育つ。大学に学力的にも、経済的にも進めない若者は、思春期から家に引きこもる。
韓国でもニートが増大している。それは、家庭の問題だけではなく、韓国という国の未来に「一つの希望すら抱けない」若者のレジスタンスだ。
【編集:fa】