【その他の写真:韓国イメージ】
大統領時点の私邸が、2月に売れた。そして4月に、所有権移転が受理されている。もう所有者が代わっているのだ。
この所有者と言うのが、とても変わった癖をお持ちのような方だ。韓国にあるアウトレットの会長。文氏の私邸を手に入れる前に、朴槿恵元大統領の私邸を買った。その前には、李明博元大統領の私邸も買った。
大統領の私邸だけに、チャチな建売住宅の作りではないだろうが、そんなに魅力的な建物だったのだろうか。この御仁、なんなら、青瓦台の公邸とかも買いそうな勢いに感じる。
今回の私邸は、文氏と会長の直接売買だった。
この御仁の所属する法人は、全斗煥大統領の長男の所有していた体験農場も買っている。
「価格が低く、立地が良い」のが、すべての物件の購入理由になってはいる。今のところ表立った政治利用もない。
けれど、普通に考えておかしいではないか。ウォン(銭)に異常に執着する国民性は、大統領経験者だけ別ということもあるまい。すべての私邸、物件の中に、他の購入者の手に入ってはまずい政治的共通点のなにかが、存在するのか。在任中の政治資金の出資者が、この御仁であり、借金のかたにとったとすれば、なんとなく辻褄があうようなあわないような…。
【編集:fa】