【その他の写真:歓楽街にあるバーのイメージ】
2018年12月、韓国の性売春業者密集地で火災が発生した。コロナ禍前、繁盛していたと思われる。その際に、性売春業者を含む3人が死亡し、従事していた2人が火傷などの負傷をした。
生き残った関係者、そこに遺族。裁判所に訴え出た。「売春を予防し、根絶しなければならないのに徹底的に指導しなかった行政が悪い。被害者たちは列熱な環境で搾取を受けて火災にまであっているのに」。
消防署など担当公務員が施設点検を行わず、火災時の救助を疎かにしたと言いたいらしい。
当然のことながら、裁判所は長い時間をかけて判決を出した。行政や公務員に賠償責任はないと。おそらく、当時の映像などを見ても、順当な救助は行われたはずだ。
また、売春地帯と呼ばれるだけに、行政が手入れしても、雨後の筍のように次々に売春する場所はできていった事実は、原告本人たちが一番わかっているだろう。
経営者が亡くなっている。また裏帳簿はあったとしても、どれだけ搾取されていたかは把握できなかった。
韓国でも、売春は違法だとした場合、2018年時では、一つの職業選択として行われていたとしか判断できまい。
人類で一番古い商売は売春と言われる。すべての国から全部消し去るのは残念ながらできないだろうに。韓国人が、自主的に行った売春で、国を訴える。辻褄があわないお話。
【編集:fa】