ホセ・ラウレル5世前駐日フィリピン大使が死去
資料写真 (ホセ・ラウレル5世 前駐日フィリピン大使　フィリピン投資促進のための税制・経済セミナー2019年1月17日　東京・フィリピン共和国大使館で撮影) 画像（1枚）
　2024年11月28日、在日フィリピン大使館は、ホセ・ラウレル5世前駐日大使が27日に死去したことを発表した。享年80。
ラウレル氏はドゥテルテ前政権下の2017年6月から2022年6月まで駐日大使を務め、日本政府から2022年9月に旭日大綬章を授与された。

【その他の写真：資料写真 (ホセ・ラウレル5世 前駐日フィリピン大使　2019年3月15日、MODI 渋谷・1Fモディ広場で撮影)】

　ラウレル氏の祖父は、第2次世界大戦時の日本軍政下に樹立されたフィリピン第2共和国のラウレル第3代大統領。父は旧陸軍士官学校を卒業し、1966年から1971年にかけて駐日大使を務めたラウレル3世。1944年に生まれたラウレル5世は、幼少期を亡命先の日本で過ごし、奈良で終戦を迎えた。福田康夫元総理とも親交があった。

　日本での追悼記帳は12月5日から6日にかけて在日本フィリピン大使館で行われる。
【編集:af】
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