ほどよい酸味とコクが魅力のハヤシライス。具材やルウの味付けなど、家庭によってさまざまなレシピがあるでしょう。
しかし「いつも同じ味付けで飽きてしまう…」「アレンジしたいけど方法が分からない」ということはありませんか。
セブンプレミアムが『プロに近付く! ハヤシライスのおすすめ隠し味』としてレシピを紹介しています。
実際にそのレシピを参考に3種類のハヤシライスを作ってみました。
ハヤシライスの隠し味その1.『だし系』
まずは味に深みが出る『だし系』を加えたハヤシライスを作ってみます。
『だし系』アレンジでは、『コンソメ顆粒』『醤油』『赤だしみそ』『オイスターソース』の4種類が紹介されています。
まずは『醤油』アレンジを試してみます。醤油のアレンジについて、セブンプレミアムの公式サイトでは以下のように説明されています。
大豆の発酵によって生まれた旨味成分も含まれているため、醤油を加えることで、ハヤシライスが深みのあるおいしさに変化します。
仕上げ時に、味見をしながら少量ずつ加えましょう。
セブンプレミアム ーより引用
醤油の風味が飛ばないように、ルーを入れた後の煮込む工程で加えるのがよいでしょう。
1人前に対して、大さじ2分の1ほど入れてみました。しょっぱくなりすぎないよう、少量ずつ味をみながら加えてください。

色はそれほど変化がありませんが、食べてみるとほどよい塩加減であっさりとした味わいになりました。
醤油を少し加えるだけで、いつもとは異なる深みが感じられます。

ハヤシライスの隠し味その2.『ビター系』
コクが加わる『ビター系』の隠し味には、『インスタントコーヒー』『ミルクチョコレート』『ヨセミテ・ロード(赤ワイン)』が紹介されています。
インスタントコーヒーのレシピを試してみましょう。作り方のポイントは以下の通りです。
コーヒーの苦味が加わることで、味にコクと深みがプラスされます。
仕上げに少量加えて混ぜ、苦みが強く感じられる場合はケチャップなど酸味のあるもので調節しましょう。
セブンプレミアム ーより引用
醤油と同じく、仕上げの際に入れましょう。インスタントコーヒーを小さじ1程度入れました。色は少し濃くなったように見えます。

食べてみると、ほろ苦いコクが感じられます。長時間煮込んだような深い味わいのハヤシライスが簡単に作れました。
ハヤシライスの隠し味その3.『野菜系』
最後は、旨みの出る『野菜系』隠し味を加えてみます。
野菜系アレンジには『野菜ジュース』『トマト』『トマトケチャップ』『あめ色タマネギ』『中濃ソース』などが紹介されています。
その中から『野菜ジュース』を加えるレシピに挑戦してみました。
トマトをベースにさまざまな香味野菜がブレンドされている野菜ジュースは、野菜の酸味と旨味がたっぷり。
具材を煮込む時に、水の分量を減らしコップ1杯の野菜ジュースを加えて煮込むと、旨味の濃いハヤシライスに仕上がります。
セブンプレミアム ーより引用
以上のポイントを踏まえて、早速作ってみます。
コップ1杯分の野菜ジュースを入れるため、同量のお水を減らして調理しました。

食べてみると、トマトの酸味がほんのりと感じられ、ハヤシライスのルウとマッチしています。
野菜ジュースに含まれている何種類もの野菜による、深い旨みが感じられます。
食べやすい味付けに仕上がっているため、野菜が苦手というお子様にもおすすめです。
『だし系』『ビター系』『野菜系』と、それぞれ作ってみましたが、普段のハヤシライスとは違う味わいが楽しめました。
私は隠し味を1つずつ入れて作りましたが、複数の隠し味をブレンドして自分好みのハヤシライスを作ってみてもよいですね。
いつものハヤシライスにご家庭あるものを『ちょい足し』して、味の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]