焼き魚や冷奴の薬味から、みぞれ煮などの料理まで、大根おろしが活躍するシーンは多くあります。
大根おろしを作るのに特別な技術はいりませんが、意外に力のいる作業ですよね。
あなたは、どんなおろし器を使っていますか。
大根おろし、もっとも効率よく作れるのは?
おろし器にも、受け皿の有無や刃の形状、おろし面の素材など、さまざまな種類があります。
どのタイプがもっとも効率よく、大根おろしを作ることができるのでしょうか。
種類の異なる7種類を比較してみました。
おろし器の特徴
おろし器 A B C D E F G 素材 アルミニウム アルミニウム ステンレス プラスチック プラスチック セラミック 銅 刃の形状 かきおこし刃 かきおこし刃 丸穴刃 丸穴刃 横長穴刃 円錐刃 かきおこし刃 受け なし あり あり あり あり あり なし
撮影:エフシージー総合研究所
検証1:すりおろしの効率
大根の真ん中部分を長さ12cmに切りそろえて縦半分に切り、30秒でおろせる量を調べました。
量を多くおろせたのは、受け皿付きで安定感があるD、E、Fです。
撮影:エフシージー総合研究所
D、Eは大根がおろし面にたまることなく穴からすぐに落ちるため、またFは広い面を利用して大きくすれるため、おろしやすいと感じました。
撮影:エフシージー総合研究所
対して、銅製のG、ステンレス製のCは刃が怖くておろしにくいという人も。アルミ製のA、Bは刃が小さく、おろせた量はEの半分でした。
撮影:エフシージー総合研究所
検証2:粒の細かさ
削り取った大根粒の細かさを観察したところ、A、F、Gは細かく、C、Eは粒が粗くてバラツキもありました。
写真左=Cの粒 / 写真右=Fの粒(撮影:エフシージー総合研究所)
ただし、C、Eでも力を入れすぎずにゆっくりおろせば、ある程度は細かくなります。
検証3:水切り量
大根おろしは、固形の大根粒と押しつぶされて出てきた汁が混ざっています。大きな粒に削れたり、鋭く切り取れたりすると水分はあまり出ません。
大根の辛みは、細胞が壊れた際に酵素が働き始めて生成されるため、つぶれて水分が多く出るほど辛みが強くなる傾向にあります。
茶漉しに入れて2分間おき、水切り量を測定すると、C、Eの量が目立って少なく、粒の粗さを裏付ける結果になりました。
Cの粒(撮影:エフシージー総合研究所)
次いで水切り量が少なかったGは粒が細かかったことから、鋭い刃でつぶさずに切り取れたことが分かりました。
逆にAは細かくて水分量が多いため、辛みが強くなりやすいといえます。
Aの粒(撮影:エフシージー総合研究所)
まとめ
おろし器によって、すりおろしの効率やでき上がりにかなりの差がありました。
撮影:エフシージー総合研究所
みぞれ鍋やみぞれ煮など、大量に必要で火を通して食べる場合は粒のバラつきよりも効率のよいものがメリットになるでしょう。
一方、おろし和えや薬味として生で食べる場合は、口当たりと適度な辛みがおいしさのポイント。
大根おろしが好きな人は、用途に応じて使い分けてもよさそうですね。
[文/エフシージー総合研究所 構成/grapeフード編集部]









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