ワサビやショウガ、ニンニクなどのチューブ調味料は、冷蔵庫のドアポケットに保存している家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、冷蔵庫内は場所によって温度変化の大きさが異なります。

そこで、チューブ調味料に適した保存場所や開封後の使用目安について、調味料メーカーのユウキ食品株式会社に聞いてみました。

チューブ調味料を開封した後は温度変化の少ない棚で保存する

チューブ調味料は、開封後に10℃以下で冷蔵保存する必要があります。

ドアポケットでの保存も可能ですが、冷蔵庫の開閉による温度変化の影響を受けやすい場所です。

チューブの調味料、『ポケットに縦置き』『棚に横置き』どっちがベスト? メーカーに聞いた
冷蔵庫の写真

※写真はイメージ

温度変化が繰り返されると、風味や色、粘度などが徐々に変わる可能性があります。

そのため、品質をより長く安定させたい場合は、温度変化が少ない庫内の棚で保存するとよいでしょう。

なお、チューブ調味料の容器を立てて保存する時は、中身が漏れないようにキャップをしっかり締めてください。

チューブ調味料の品質低下を防ぐためには、保存場所だけでなく、開封後にどのくらいの期間で使い切るかも確認しておきましょう。

開封後は約1か月を目安に使い切る

では、開封したチューブ調味料は、いつまでに使い切ればよいのでしょうか。

開封したチューブ調味料は、パッケージに記載された賞味期限にかかわらず、約1か月を目安に使い切ることが推奨されています。

ニンニクやショウガ、ワサビなど、種類による大きな違いはありません。

チューブの調味料、『ポケットに縦置き』『棚に横置き』どっちがベスト? メーカーに聞いた
チューブの調味料の写真

※写真はイメージ

ただし、ショウガは空気に触れると辛味成分や香りが失われやすく、時間がたつほど風味が弱まります。

使用後はすぐにキャップを閉め、冷蔵庫へ戻すことがおいしさを保つポイントです。

湯気や料理をチューブ調味料の口元につけない

調理中の鍋にチューブ調味料を近づけて絞ると、湯気や水分、油分が口元に付着し、品質低下につながる場合があります。

料理に直接触れさせず、別皿やスプーンへ出してから使うと安心です。

使用後はチューブ調味料の口元についた中身を清潔なキッチンペーパーなどで拭き、キャップを閉めてください。

常温で長時間放置することも避け、使用後は速やかに冷蔵庫へ戻しましょう。

変色や分離をしただけなら、直ちに安全性に影響するわけではない

開封後に調味料の色が濃くなることがありますが、空気に触れて酸化したことによる変色であれば、直ちに安全性に影響するわけではありません。

また、透明な液体が先に出ても、原料や水分が分離しただけであれば安全性には問題ないことがほとんどでしょう。

キャップを閉めたまま軽く揉み、中身をなじませると使いやすくなります。

一方、異臭やカビ、容器の膨張など、明らかな異常が見られる場合は使用を控えてください。

変色や粘度が著しく変わり、本来の製品とは異なる状態になっている時も使わないほうが安心です。

チューブの調味料、『ポケットに縦置き』『棚に横置き』どっちがベスト? メーカーに聞いた
チューブの調味料の写真

※写真はイメージ

開封したチューブ調味料は、品質をより長く保つため、温度変化の少ない冷蔵庫内の棚に保存しましょう。

使用後の口元を清潔に保つことも欠かせません。

変色の有無やにおいも確認しながら、開封後は早めに使い切りましょう。

[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]

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