藤木直人×寺島進が冷静な医者×人情派刑事の最強コンビに！「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」

2025年08月01日(金)20:00

藤木直人×寺島進が冷静な医者×人情派刑事の最強コンビに！「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」

「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」(ファミリー劇場)

藤木直人と寺島進がタッグを組んだ連続ドラマ「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」。藤木が演じるのは地域医療がひっ迫した町で病院再建に奔走する医者・紙子良。

紙子を捜査に引っ張り込むくせ者刑事・弓削文平を寺島が演じる。医者と刑事という異色のバディが全く違う視点から事件を見つめ、それぞれの正義をぶつけ合い、時に共鳴し、予測のつかないゴールにたどり着く。社会の闇にスポットを当て、弱い立場の人々が起こしてしまう事件の数々...そんな人々に紙子と弓削が寄り添い、事件の背景や根幹にある問題を浮き彫りにしていく。立場が違うからこそ見えてくる答え、そして何より2人のツーカーなやり取りが心地よいヒューマンミステリーだ。

藤木直人×寺島進のコンビは共に強い意志を瞳に宿す

⒞「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」製作委員会

経営破綻の危機を立て直すために市民病院に赴任した紙子。そんなある日、病院近くでライフルでの銃撃事件が起き、救急出動の要請が入る。現場に急行した紙子の前に現れたのは、偶然事件に出くわした刑事・弓削だった。被害者は女性と幼い男の子、事件後に自殺を図った犯人も瀕死の状態。冷静なトリアージの結果、紙子は犯人を病院へ搬送する決断を下すが、男の子の父親は紙子を怒りの目で見つめるのだった。弓削は問う、「被害者よりも犯人を優先したことが正しかったのか...」と。それに対し、紙子は「あれしか選択肢がなかった」と言葉少なに答えるのみ。そんな中、紙子が犯人の命を救ったことで、事件は思いがけない方向へと動き出していく。

⒞「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」製作委員会

藤木＆寺島の初共演のほか、共演者も魅力的な俳優陣ばかり。紙子のサポート役を担う看護師・石川咲良を早見あかり、紙子のよき理解者で先輩の法医学者・譜久村聖子を大塚寧々、弓削の上司で警視庁捜査一課管理官・井上春樹を筒井道隆が演じている。さらにゲストも、平岡祐太、和田聰宏、児嶋一哉(1話)、吉田ウーロン太、佐藤江梨子、正名僕蔵(2話)、マギー(3話)、堀田茜(4話)と豪華な布陣だ。

⒞「Ｄ＆Ｄ～医者と刑事の捜査線～」製作委員会

そんな脇を固める実力派俳優陣の中心で、自由に軽やかに縦横無尽に物語を展開させていく藤木と寺島。冷静だが信念を貫く心の炎は燃えている紙子、言葉は荒いが温かく、弱者に寄り添う人情派の弓削を、どちらも魅力的なキャラクターに仕上げている。一見、ミスマッチのようにも見えるこの凸凹コンビが、物語が進むにつれて信頼を深め、やがてツーカーの仲に！これはまたドラマ界において、名コンビの誕生の予感がする。

文＝石塚ともか